「J・イヴァノヴィッチ絶賛」というのが下巻の帯。上巻にもそれはそれはの推薦が。主人公のヴィッキ・アレグレッティはフィラデルフィアの連邦検事補。ATFアルコール・タバコ・火器局のモートンと証人のもとに出向いた時に、襲われ、銃器転売容疑の証人とモートンが死亡。その事件を独自に追う中で銃器転売容疑の被告であったリヒーマの母が襲われることに。コカインを巡る事件、それをヴィッキとリヒーマが追う。これ、ダンという友人から恋人の同僚が出てきて、何だかロマンス小説っぽくなったり、まあ、リヒーマが救いであるが、宣伝で読んではいけないという気分になった。☆☆。