カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『1973年のピンボール』村上春樹 講談社文庫

2008-12-02 00:56:26 | 番外
 懐かし、懐かしの再読シリーズ。一体どれだけぶりだろう。たまたま空港の本屋で見つけた。持っていた本を読み終わりそうで、かつ厚い本は重いしという時に見つけた。残念だったのは『風の歌を聴け』じゃなかったことかな。主人公、彼は唐突に双子と暮らすことになる。名前も知らないままに。たまに近くのゴルフコースを散歩して、ロストボールを拾う。翻訳の仕事をしながら。もう一人は鼠。一人で暮らす。トライアンフに乗り、ジェイズ・バーでビールを飲む。二人とも煙草を沢山吸って、鼠はビールを飲んで飲酒運転で帰る。かつて読んだのも文庫本。最初に読んだのはいつだったろう。結局、何だか分からないのは相変わらずで、でも主人公二人がついに交わらないので、やっぱり『風の…』を読み直してから読むんだったかなと思う。ピンボールに再会し、話しただけで帰る。そういえば、高校時代、学校帰りにラーメンを食べ、ピンボールで遊んで帰った。そんなんやこんなんで、昔を思い出したということもあり☆☆☆☆。