荻原浩です。1999年物。今回の主人公は探偵。フィリップ・マーロウに憧れ、Jというやはりマーロウが好きの男のバーに通う。が、実はペット探偵と浮気捜査で食いつなぐ。ペット探偵としてはそれなりに腕のようです。相棒が欲しくなり、やってきたのが80歳を越えるという老婆。Jというバーも客をつかむためにおでんが導入されというのもコネタ。
一匹のシベリアン・ハスキーの捜索依頼。ようやく見つけたが実は夜逃げ予定の飼い主が捨てたものだった。それを動物ホームをする知人に預けたところから、事態は急展開。本当の死体が現れて、事件はそれなりに過激になっていく。
どうということはないが、それなりに面白い。最後の方の哀愁の漂いかたが、おでんの香りがするが、それはそれでいいのかなと。また荻原浩、読んでみようという気にはなる。☆☆☆ほ。
一匹のシベリアン・ハスキーの捜索依頼。ようやく見つけたが実は夜逃げ予定の飼い主が捨てたものだった。それを動物ホームをする知人に預けたところから、事態は急展開。本当の死体が現れて、事件はそれなりに過激になっていく。
どうということはないが、それなりに面白い。最後の方の哀愁の漂いかたが、おでんの香りがするが、それはそれでいいのかなと。また荻原浩、読んでみようという気にはなる。☆☆☆ほ。