カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

正露丸とパンシロン

2016-05-30 21:39:19 | いろいろ作業ぉ

金曜日に、体を冷やしたのがよくなかったんだろう。

 

 

 

この3日間は腹痛。

昨日は参道の草刈り、草刈り部隊の火燃しなど。胃なのか腸なのかよくわからん痛みと症状だったので、正露丸とパンシロンを無謀にも同時に飲みながら、なんとか乗り切った。これがまぁ初夏の暑さ。

 

 

田畑やそれ以外でも一切農薬というものを使わないが、自分の体は薬漬け(薬中ともいう)という自己矛盾。苦笑

 

本当はただのゴミ0の日。都会なら缶拾いゴミ拾いで済む日。田舎といえども現役で土手の草刈りのできる男子は限られていて、倒れなきゃ休めない。仕事などで出てこられない人もいるので、そういう家は奥さんが出てきて高齢者の方と一緒に缶拾いをやっている。


こんな田舎でも、わざわざイノシシの加工場の近くの小さな河原で、この日に合わせるように、どうやって知ったのか、わざわざ都会からごみを捨てに来る不埒なやつがいるので、結構なゴミが出る。


夕方の隣集落での用水の飲み会はサボらせてもらって、うちの作業。



休みたかったが今日は雨の予報だったので、あちこち火燃し、大豆予定畑の耕運、ついでに土を本田の痩せた畦の部分へ一輪車でえっちらおっちら運ぶ。

 

 

よく踏んである程度締めておく。

 

 

 

8時から6時近くまで昼休憩だけ。それでもまぁまぁ食欲はあるし、結局氷入れた水割り飲んだりして、やっぱり腹痛が治るわけない。バカだね。

 

 

小麦がここ数日で、急に色づいてきた。いつもは6月半ばころの収穫なんだが。天候がおかしい。


全てが早まっている感じ。雀が目ざとく見つけて、穂にぶら下がって折れる穂が出始めた。



いつもはとんびやカラスなどの大きな鳥が空を支配しているので、あまり見かけないが、住んではいるらしく、小麦が熟し始めるとわ~っとやってきて食べ始める。穂に隠れてなかなか見えないが、近づくとばっと飛び上がるのでわかる。

 

晴れが続いたら近いうちに収穫の時期なのだろう。

 

やっぱり動物はよく見ている。(→感心してる場合じゃない)



棚田の田植え、夏野菜の植え付け、追い蒔き、梅仕事、竹林(そろそろ孟宗から真竹へ)、大豆仕事、そしてもう2回目の草刈りをそろそろ、天気と相談しながらやっていかなくてはならない、腹痛いとか言ってる場合じゃない。苦笑

 

 

7年前に植えた挿し木の紫陽花は、僕の背丈を超えた。そろそろポツポツと咲き始めた。

 

 

 

 

このアジサイは、仙台の亡き祖母から母に贈られたものを、親父が挿し木で増やし、僕が譲り受けて増やしてきた隅田の花火という品種。

 

 

だって挿し木って面白い。枝を土に挿すだけで再生する。お金もかからないでこんなに増やせるし。トマトなんかも、欠いた脇芽を土に挿すと(水くらいやらないといけないけど)ついたりする。植物ってすごい。

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