カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

え~まだ田植え終わってません(笑)

2009-06-29 23:21:10 | 自然農お米作り

相変わらず忙しい日々が続いている。
最後の一区画のヒトメボレ、すでに3日目になるけれど、まだ終わってない。



いったいいつまで田植えやってるんだ!(苦笑)





苗代を作っていた区画なので、溝を埋めたりしながらだし、蒸し暑くてなかなか進まない。それでもあと苗代の部分だけかな。




大雨で、突然排水溝があふれて急きょ鍬で掃除したり、最優先の場所の草刈りに時間を取られたり。斜面が多いので草刈り一つも時間がかかる。





それでも、先日こいけ娘達がそろって来宅、一緒にたまりにたまった切った木や竹、床下から出してそのままになっていた昔のおだ架け用の竹や棒、いらない家具や倉庫内の古いこたつなどなど・・・を空いている田んぼに運んで、一気に燃やした。




翌日の大雨の中でもまだいぶっていた。




せっかくすっきりしたのだが、翌日には篠竹や木障になっていた木などを切ってまた庭に積んでしまった(苦笑)。






初めての米作り。やってみると、失敗したなと思う箇所がいくつか出てきた。





溝を掘った土を、一部田んぼ内に上げたので、そこが高くなってしまい、またきちんと平らにならしていないため、畦シートからあふれる直前くらいまで水を入れないと冠水しないこと、排水溝が小さく、ダムからのポンプの水量ではよく見張っていないとあふれてしまうことなどなど・・・





水の回し方も、難しい。先人達はこの大切な水をいかにして引いて、無駄にせず、また悪天の時の排水などに苦労に苦労を重ねてきたのだなぁ、とやっと思えてきた。それに比べればずっと楽なんだけどね。





水田に水はどうしても必要だけれど、ひとたび暴れると大変なことになるし、昔は全て手作業で水路や堰を作ってきたのだよなぁ。





そういうわけで、今はまだ梅雨で水が豊富だけど、それでも陸の草が弱って来ていないうちの田んぼ(汗)、盛夏になったらお米が生き延びれるか、また雑草もどんどん生えてくるだろうし、なかなか難しいです。




できるところまで頑張りたいとは思っているけど。





正直、買った方が楽。
でも、少しでも収穫できたら、この喜びはきっとお金では買えないくらいのもんだろうとは思う。

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