こんな感じで今日は二度荷物を運んだ。寅次郎、頼りになるやつ。(苦笑)
こいけとサッシを外して洗ったり。
午後やっと田んぼ。
相変わらず水がたまらない。泥を広げて鍬と足でのばしてゆく。
御近所のおじいさんが通りかかり、「そんなことしても絶対たまらないよ。代かきしたってたまらないときはたまらないんだからよ。どこでそんな農法教えてもらったんだか知らないけどよ」と勝ち誇ったような言い方。
トラクタで代かきしたら確かに(泥水が攪拌されて、重たい粒子が先に、軽い粘土があとから沈殿し自然のふたとなる)水はたまりやすくなるのだろうけど、そんなことやってたら買った方が安い農業になってしまうのではないか?
というような議論はぐっと我慢し、「頑張ります」とだけ答えておいたが・・・自信も元々ないし、不安で一杯なところへ追い打ちかけられたみたいでちょっと不快だわ。
自分の農地でどういう農法をやろうと、迷惑かけてなければいいではないか。ほっといて欲しいなぁ。
今度のも、後継者が町へ出てしまった高齢者農業が多い。やめてゆく人も増えている。やる前から「やっても無駄」みたいな言い方していたら息子さん達だって、やりたくなくなるんではないかなぁ。
そういうやり方、生き方もあるんだなぁ、面白いなぁという風に皆が思い合えたらもっとお互いに楽になるように思うのだが。
自然農など不耕起栽培の先輩方は、日本全国誰もがそのような周囲の心理的抵抗にさらされて、なおかつ続けて来られた歴史がある。小香においても。
このくらいでめげてたら笑われてしまうね。
明日も頑張るよ。汗だけでお米を作る。