団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

新幹線

2023年10月26日 | Weblog

  先週日曜日午前9時から三宅裕司のサンデーヒットパラダイスの『HELP!!』のコーナーの投稿:「ジャンボ機内でCAが叫んだ『この中にどなたかお客様は乗っていませんか?』 めっちゃガラガラ 倒産寸前 (山梨県 ソラシドウ投稿)」 『HELP!!』は日常生活で遭遇しそうなピンチから非日常のピンチまで、ピンチの状況をリスナーが投稿するコーナーである。3時間の放送の中に『ワガママ怪獣 やだモン!』『世界のマコさま!』とこの『HELP!!』が面白い。毎週録音して時間がある時に聴く。

  「ジャンボ機内…ガラガラ…」を聴いて、大笑い。テレビはどの局もお笑い芸人だらけ。彼らは、漫才もコントもやらない。タレントとしてテレビに出演する。漫才もコントもおろそか。結局俳優や歌手のようにテレビに出たい普通のタレントを目指す。だからか面白くない。三宅裕司のようなコメディアンが少ない。私は、テレビやラジオに笑いを求める。三宅裕司も面白いが、投稿してくるリスナーには、お笑い芸人を凌ぐお笑いのセンスを持つ人たちがいる。

  「ジャンボ機内…ガラガラ…」を聴いて、妻から聞いていた話を思い出した。妻は新幹線通勤しているので、新幹線に関する情報がリアルタイムで私の耳に入る。コロナ発生後、新幹線はガラガラだった。それこそ三宅裕司のサンデーヒットパラダイスの『HELP!!』の「ジャンボ機内」のようだったのだ。

  5月にコロナを第2類から第5類に移行した。海外からの旅行者も自由に入国できるようになった。妻の日々の新幹線情報でも車内の混雑が日ごとに増えていった。そうして、今では外国人旅行者の乗客が、日本人より多い時まであるという。新幹線は、外国人旅行者に人気がある。新幹線に乗車すること自体が、日本観光の目玉である。私のアメリカの友人たちも、格安で手に入るジャパン・レイル・パスの恩恵を十分楽しんでいた。とにかく安い。日本人が値段を聞けば、驚く。7日間乗り放題で29650円、14日間47250円21日間60450円。10月から値上げされたが、それでも7日間乗り放題で50000円、14日間80000円、21日間10万円である。このところの円安を考慮すればこれでも安い。

  ジャパン・レイル・パスは、ヨーロッパで始まったユーロパスの日本版であろう。以前多くの日本の若者たちは、ユーロパスでヨーロッパを旅行した。現在ユース(若者)の7日間(乗車日を分散可能1カ月間有効)で288ドル(約43000円)である。日本の50000円(約334ドル)は、少し高く感じるかもしれない。でも、これだけの円安なので、外国人旅行者にとって、まだまだ憧れの新幹線での旅は、魅力的でお得であろう。

  多くの外国人旅行者が日本に来てくれることは、喜ばしい。政府は、外国人旅行者の受け入れを奨励するが、最近ではオーバーツーリズムが問題化している。出たとこ勝負、先延ばし、海外諸国の模倣が常套手段である日本政府。受け入れの態勢の改革が急がれる。日本は、人手不足と言われている。一方私が住む町のパチンコ店には、日中でも老人でない客が大勢いる。労働者不足が本当か疑問。求職があっても、働く気がない人も多いのだろう。議員たちの海外視察とやらが多い。何を視察しているのやら。政府は、給付金とかを、近々ばらまくらしいが、どうせなら失業者に海外旅行をしてもらう援助も一案だ。議員より学ぶことが多いと思うのだが。

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