団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

新幹線殺人事件とネットランチャー

2018年06月11日 | Weblog

①     2018年6月9日土曜日午後9時50分新幹線殺人事件 新横浜―小田原

②     2015年6月30日火曜日午前11時40分新幹線焼身自殺 新横浜―小田原

③     2015年8月21日午後15時以降金曜日タリス銃乱射事件アムステルダムーパリ

①      土曜日友人一家を招いて夕食を共にした。楽しい時間を過ごして山のような食器を洗い後片付けを終えてテレビのニュースを観た。『新幹線内で男がナイフで3人を殺傷』の文字に目を止める。犠牲になった38歳の男性乗客は、刺された他の女性を助けるために犯人の前に立ちはだかったと言う。妻が「また」と言った。妻は新幹線通勤している。土日祭日休暇以外毎日新幹線に乗る。鉄道好きな私はそれが羨ましくてしょうがない。妻が以前「私は体が丈夫なので病気であなたより先に死ぬことはないかもしれないけれど、通勤途中に何らかの事故や事件に巻き込まれて死ぬことはあるかもしれない」と不吉なことを言った。毎日駅まで車で送り、夕方また迎えに出る。無事に戻るとほっとする。家で妻の帰りをただ待つしかない私が何もしてあげられないのが歯がゆく感じる。

②      2015年6月30日新幹線の車両内で71歳の男が、ガソリンを自分にかけて火をつけ焼身自殺をした。その日の私の日記には妻が帰宅するために乗った新幹線列車が立ち往生してしまい、いつ帰宅できるかわからないので停車していた駅まで迎えに行ったことが書いてある。東海道新幹線は一日の乗客数が45万人以上の日本の鉄道の大動脈である。このような事件が起こると大勢の人々が影響を被る。列車テロなどにでもなったら被害は甚大、犠牲者も恐ろしい数字になるであろう。それにしても①と②の事件が新横浜と小田原間で起きたことが引っかかる。それに6月という時期の類似性が気にかかる。

③      今朝妻が一緒に観た映画『15時17分、パリ行き』の事を話した。「あれは単独犯だったの?」 私はただ「そう」と答えただけだった。新幹線通勤する妻が何を思ってそう聞いたのかはわからない。でも言えることは妻が不安に思っていることはわかる。映画の中では勇敢なアメリカの休暇中の軍人とその友人たちがイスラム過激派の自動小銃を持ったテロ犯に立ち向かう。しかし日本の新幹線の中で犯人を取り押さえるような乗客は、期待できない。①の今回の犯人に立ち向かった男性は、稀な勇気ある行動をとって犠牲になった。小心者の私には到底とれない行動である。妻にはできるだけ外国人観光客が大勢乗る車両に乗ってほしい。

  このような日本での無差別であり尚且つ自己中心的、身勝手な凶悪犯への対策を早急に考えるべきである。幸いにして日本では銃規制が厳しく、無差別殺人で銃が使われることは少ない。今回の①の事件でも乗客か乗務員が座席シートを外して犯人を抑え込もうとしたらしいがうまくいかなかった。私が提案したいのは、ネットランチャーである。(ネットランチャーは日本工機株式会社の登録商標)最近多くの学校にはサスマタが備えられている。電車のような狭い空間でサスマタの使用は、難しい。ネットランチャーなら犯人の動きを短時間抑え込むことができるであろう。合理化経費削減で乗務員警備員の増加は見込めない。列車内や航空機内で急病人が出ると放送で「医療関係者がいらっしゃいましたら・・・」と呼びかける。それと同じように列車に乗る警察関係自衛隊関係に協力してもらう手立てを考案したらどうだろう。各車両に保管されたネットランチャーを乗務員、警察関係者、自衛隊関係者が所持する何らかの磁気式カードで開けて使う。運行指令室の判断で各車両のネットランチャー保管庫を自動で開ける手もある。“日本は安全で治安が良い”を守りたい。資源のない国、日本の観光は大切な産業である。自分の命は、自分で守る。そんな恐ろしい時代になってしまった。

 

ネットランチャー®にお任せ!

 

 

 

 

 

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