ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

RUSH : ラッシュ/プライドと友情

2014-02-14 | Motorsport
今日は伝説のクライマー、マルコ・パンターニが亡くなって10年目の命日でした…。
皆さん、チョコもらいましたか??(^_^)b

さて遅まきながら昨日は仕事の合間をみて“Rush”を観にいってきました。

クルマで近くのイオンシネマまで。
平日の真っ昼間ということもありとても空いていましたが
それでも10人ほどは入っていたかな。
男ばかりかと思ったら中年や若い女性が一人で見に来ていたのは意外。
やはり主演の2人のせいでしょうか。

内容についてはすでにあちこちで書かれていますので省きますが
とっても満足感の高い映画でした…。

これはあくまで“ラウダとハントの”物語。
F1の映画だと期待して観ると肩すかしを食らいます。
レースシーンのリアリティーをどう感じるかは人それぞれでしょう。

たとえば名作と言われる“グランプリ”や“栄光のルマン”を観たのは
リアルタイムであまりに昔なので、この作品と比べようがないのですが
余計な脚色、わざとらしい場面がなく楽しめました。

辻褄の合わない場面もありますが、実話ベースとはいえ100%ドキュメンタリーではないので
いちいち突っ込みをいれるのは野暮。

対照的な生き方の2人がお互いに尊敬しあい、認め合える存在として
自分の価値観の中からそれを見いだしていく過程は、あの70年代のお話を
少しでも知っているファンにとって楽しめるはずですし
F1など全く知らない人にとっても興味深いのではないでしょうか

●ダニエル・ブリュールのしゃべり方はラウダ本人にそっくり!出来たら字幕版で。

●マルボロBRMが出て来るとは思っていなかったので感動、ストーリー的にマーチ時代が削除されていたのは残念。

●74年に閉鎖されたクリスタルパレス。
序盤のF3レースシーンは雰囲気そっくりで感心しましたが、本当に映画撮影のためにだけ一部復活させたようです。

●唯一辻褄が合わなかったのはワトキンスグレンの事故のショット。
あれはセヴェールのですが、さすがに映像にできなかったようで
翌年の同レース、H・コイニクのシーンに置き換えられていたのは仕方ないかも。

●評判通りハンス・ジマーの音楽が良い。
まさかSLADEやThin Lizzyが流れるとは思わなかった。

●ハントのカミサン役のオリビア・ワイルドは良い!A-satoさん、ご覧になりましたか?(笑)

●レガツォーニ役も良いがテディー・メイヤーは結構本人に似ていて笑えます。

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今年のWilliamsのスポンサーにMartiniがつくそうで…。
70’sのファンにはたまりませんね。