ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Drainspotting

2010-06-19 | Miscellaneous
ドレインスポッティング……言ってみれば“排水口マニア”とでも言うのでしょうか。
東京在住、オーストラリア出身の写真家Remo Camerota氏による
日本全国の“マンホールの蓋”の写真集が発売になりました。

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マンホールの蓋ってデザイン的なパターンは良くありますが、このように凝った
色々な絵柄を描くのって、日本以外ではあまり見られないものらしいですね。
なんでも全国の自治体の95%以上がオリジナルデザインのカバーを持っているそうな…。

観光地とかに行くと凝ったデザインの蓋をよく見かけますね。
以前どこかで子供達が蓋の上に画用紙を当てて、クレヨンで模様を浮き出させているのを
見たことがありますが、あれってよく見るとなかなか面白いものばかり。

外国の方にとってはカラーのものなど非常に珍しいものらしく、この蓋の柄に魅せられた
一人でもあるRemo氏のこの写真集、ハードカバーで16cm四方くらいの大きさ。
全96ページと小ぶりな本ですが、中は関東、中部などそれぞれの地域別に分けられていて
蓋のみならず消火栓や昔の四角いカバーなどもいろいろ収録されていています。

よく見かける観光名所や花柄、名産品からキャラクターものまで本当に多彩です。
上の本の表紙になっているのは静岡県富士市の消火栓のカバー。
富士山と竹取物語が絵になっています。



三重県の桑名市(アサリ)四日市市(広重の版画ですね)伊賀市(もちろん忍者)です。
もう一つの四日市市はコンビナート、姉妹港&姉妹都市のシドニーと天津のシンボル。

広島とくればもちろんカープ坊やで決まり。
そしてエアブラシ画のように凝ったイラストの滋賀県能登川市のマンホールです。




マンホールや電柱のマニアって結構いるそうなのですが(笑)マニアでない
人にも充分楽しめる一冊です。
明日から外を歩く時は、ついつい視線を落としてマンホールカバーを
探してしまいそうな…?