会期終了致しました。ご高覧いただけました皆様には感謝、感謝で御座います。
会場は、旧日本銀行を改装したルネスホール。その奥にある金庫棟をギャラリーしにしてあります。
シンプルな空間。若干、棚あり。照明は不足なし。
絵など平面作品には良いでしょう。
元々、金庫だけあって重厚な扉なども活かされています。密室的な雰囲気でワクワク感もあります。
エアコンが入っているので空調的な閉塞感はありません。心理的には人それぞれかも。
今回の出品者は7名でした。それに因んだタイトルは『Septet』。果たして七重奏が響きあったのか?
拙作 『 空き缶 』
拙作 『 帯の花器 』
出品メンバーの作品をチラ見せ。
代表作、受賞作、最新作など色々ありました。
展示目的ではなく「純粋に作りたいものを作って見せます」という展覧会なので、出品側としては個性が際立ちつつ空間が出来ていればボーダーライン。
ご覧頂いた方々に如何に感じて頂けたかしら……が、成否でしょうか。
皆様、お忙しい師走の時期ではありましたが、ご高覧有難う御座居ました。感謝。m(_ _)m
……とっ! オフィシャルめいたご紹介はここまで。以下、私的な事。
会場は、金庫の名残を感じられるように作ってあり、分厚い壁、太い柱、厳重な扉などが活かされています。沢山見るべきものがありました。(あぁ、個人的にですけど)
鉄格子に漂う厳重な雰囲気。犯罪の香りはしませんが、ザワザワとした不安感を呼ぶのは確か。
非日常的なギャラリーの導入として、役に立っているのか、いないのか……ですが、「場に応じた展示をしよう」と思えば面白い空間です。個展で振り切った展示を狙っても楽しそうです。
入り口脇の出窓っぽいところ。
拙作を入れて「ルパンめ、奴はとんでもないものを盗んでいきました」的な……。ハイハイ。(-_-;)
しかし、興味はそこではなくて、その扉! ジャーン。
ゴツイ……。
そのヒンジ!! ジャーン。
ゴツイ……。
感想が「ゴツイ!」しか出ない明快な存在感です。
丸みにもエッジがあるシャープなソリッド感。メタルから伝わるシンプルな重量感。プレーンなフォルムの無駄を削ぎ落とした部品。目的に忠実なタフネス構造。くぅぅ~~。悶絶です。(あぁ、個人的にですけど)
更に、ハンドル、レバー、ボタンなどが配置されていて「コレ押したらどこが動くんかな?」という興味を誘います。
一応、「オ・ト・ナ」として触らないでガマン。(>︿<。)
完全に怪しい目つきで鑑賞しておりました。大好物ぢゃ~~~。( ← たぶん、変態)
さてさて、密室の展覧会も終わりました。
しばし、引き篭もりますよん。ぢゃ! (*^o^*)/