本日、窯正面 入り口部分のアーチ完成。
アーチの最上部はキャスター(耐火セメント)を流し込む為、流出防止の板を打ち付けてあります。
その板を固定する為に 木っ端をつけると、ウサギの耳のような感じになりました。
あまり表情のなかった窯が、ウサギの仮面をつけたみたいな可笑しさになったので、
しばらくこのままにしようと思っています。
ふと、童謡を思い出しました。
「うーさぎ うーさぎー 何見ーて跳ねーる
十五夜 おーつきさま 見ーてはねるー」
今日は、ひとつ小さな完成があったので、充実感を持って一日を終えることが出来た。
これから、横焚き口を作ったり、その他もろもろレンガ積みの正念場へと突入します。
虫の音が静まった夜更け。
月明かりの中 窯をかたどる竹カゴが 白く浮かび上がり じっとその時を待っています。