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備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

いろいろな豚

2015-07-03 00:49:05 | Weblog


やきもん屋はヤキモノを作る故、世間の認知が斯くあるわけですが、現在は職人の如く製作だけを日々続けられる環境にはありません。
発表の場を持つ為に、アレコレの企画や実行など多岐にわたります。ややもすれば会議やイベントが続くと自分でも「何屋さんだっけ?」という感覚にもなります。まぁ、そういうのも嫌いじゃないですが。
そういう場面では「飛ばねぇ豚はただの豚だ」という気分になっています。

しかし、同業者との雑談で「なべちゃん、この前のあれって……」と諸々の活動についての感想、意見を求められ、万が一に感嘆や賞賛を得られようものなら、ついつい照れ隠しもあって格好をつけてしまいます。
「飛んだところで豚は豚だぜ」 というシニカルな表現。

自分の中の『豚』の在り様は、その時々の状況次第で変わるということです。
其々にハッピーな場面や度合いもあり、そういう気分の振れ幅を抱えつつ生活しております。

現在は、飛ぶことを想定しつつ引きこもり。これぞ、やきもん屋のあるべき姿……のはず。


で、アチコチ飛んでいる間に今年も半分が過ぎたとか。
昨日は半夏生だった。田んぼの稲の根が張る時期。まだ苗が小さく水面に空が映る風景が好きです。
ウチの周辺は緩やかな段差の田んぼが多いのですが、棚田ほどの数では無い。よって『田ごとの月』とはいきかねますが、それでも夕空を映す様は美しい。
こういう時期にこそ家に居ないとねぇ。夕空の綺麗なタイミングで番犬福助と散歩をユルユル。
「飛ばない豚の幸せ」です。


酒器の勉強タイムには、真ダコが山ほど登場。



岡山でも『半夏生のタコ』を言うようになったのかな?(もとから?)
中学生の頃に理科の先生(兼業農家)が、半夏生のタコの由来話をしていて「そういうものか」と記憶していたけれど、実際は頂く習慣は無かった。(街の子やからね)
関西のどれ程のエリアでの謂れかは知らないけれど、まぁ、商魂に乗っての一献。良いですな。

あと、夏の間には、鱧、虎魚、鯒、鯵、障泥烏賊、槍烏賊、穴子、鰻、栄螺、藻付、鮎……。忙しいなぁ。う~~ん、家に居ても忙しい。
酒器の勉強がはかどるのも引きこもり陶芸家の特徴か。


気分良く勉強に励むために、仕事をせねば。あと、はっきりしているのは「豚もおだてりゃ木に登る」というところでもあるな。

さぁ、心地よい誉め言葉を夢想して作るよ。( ← 飛べていない豚)

























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スモモ

2015-06-30 21:53:14 | Weblog


小生、小学生のみぎりに神戸の実家に植えたスモモ。
現在地に引っ越してからは数度の危険な状態を乗り越えて来ました。

そして、今年は花が少なかったのですが実が成りました。
鳥が突かなかったものを探して頂くと、甘くて美味しい。

今年は、イラ(毛虫)の退治方法をご近所さんに習い実践したので、葉っぱの被害も少なく木にとっては良かったのでしょう。
あとは、肥料をやってケアすれば、尚良いのでしょうね。

思い出の木でもあるので、末永く頑張って欲しいところであります。


番犬福助は実が成っても食べないので、「我関せず」のスタンスで木陰で昼寝しております。

雨が降ったり、暑かったりと天候不順な折ですが、時々、木の下で楽しんでおります。
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あやめ咲く……お茶会へ。

2015-06-22 10:32:44 | Weblog


今年もご縁に恵まれまして、兵庫県龍野にあります永富家へ参りました。
毎年、アヤメの咲く時期に開催される『あやめ茶会』。(昨年の様子はこちら)美術館所蔵クラスの名品揃いのお道具、室礼の茶会であります。それを国指定重文のお屋敷で。

「お手伝い、どう?」とメールで誘われて、もう光の速さで返信。
「何はさておき、謹んで参上仕り候。なんでも致します。いや、出来ないことも多いですが……」

それからは、期待一杯にワクワクする日々。


さて当日。庭のあやめ・花菖蒲も咲いておりました。



今年は速水流のお家元によるお茶会で、高貴な方々へのお手前を拝見致しました。京風の雅なお手前とお道具で華やかでありました。袱紗が襲の色目になっているのも特徴。

お道具類は、孝明天皇より賜った茶碗、流祖宗達の手による掛物、茶杓など、まず見ること、手にする事が出来ないものが多くありました。
変わったところでは、貴人ばかりのお茶会で天目台よりも高貴な台として作られた台、仁清の飴釉の茄子茶入など。清恭棚というのも大変興味深いものでありました。
また、正客は高貴な方であるので「ご自由にどうぞ」というお作法フリーな立場としてあり、雲上人、殿上人やかくあらむ……という世界でした。

薄茶では、柄杓、茶杓なしのお手前でした。
風炉として聖護院蔵の蒔絵の台。聖護院宮の仰せにより宗匠が考案した『脱杓点法』がここに繋がる……と。その華やかさに対比する侘びた瓢形の鉄瓶。水差代わりの青竹、棗は振り出し……。
2日目の最後の席に入れていただいたところ、なんと正客は宗匠、次客は若宗匠。これは贅沢でした。お手前のお姉さまの手は震えていましたが。


やきもん屋としては、真葛香山につながる真葛香斎作の京焼香合『かわせみ』が良かったなぁ。
華やかな金の上絵でカワセミの羽、嘴を表現してあり、カワイイかつクールな造形。心の中ではキュンキュン萌え萌えしていました。

食いしん坊としては、粽の頂き方を知ったのが良かった。
紐を外すのにグルグル手一杯に広げるのではなくて、「本来はこういうスマートな食べ物だったのか!」と目からうろこが多数剥落。
フォークとナイフでバナナを頂く手順を知った中学生の頃の衝撃を思い出しました。まっ、今後はさも当然のように振舞いますがね。(←やらしい)


今回、一番印象的だったのは『伝・尾形光琳の燕子花図』。
これは初日に見てあまりにも衝撃的な存在でした。「本物?だよな…ここにあるんだし」と目の前にあることが信じられない状況。
二日目の早朝一番に会場入りして、誰もいない空間でマジマジと独り占めして拝見しました。
ふと気が付くと、背後に男性が静かに居らして、その方が所有者と知らずに間抜けにも「良いですよね~~。早起きして見に来ました!」と会話をスタート。途中から所有者と判り「えっ?」「おっ?」となったが、好機とばかりに謂れをゆっくりと拝聴。
落款はないものの金箔の状態、絵の具、その家に光琳が来ていた事など状況的に本人作じゃないかなと。「まぁ、琳派だよね」と事も無げに。
「落款の入ったものもあるけどね、こっちの方が良いかなと思って持ってきた」と……。会話のトーンと内容のギャップが凄すぎる。
美術館のガラス越しではなくて、数センチまで寄って拝見できたのは本当に良かった。


かくして、今年も良い体験をさせて頂きました。感謝。

m(_ _)m






______

【時々、掲載】
 このブログのポリシーとして、ご存命中の方々の御芳名は出さない事にしております。
私ごときの考えが及ばないところで差し障りがあるといけないからです。
ですので、今回も本当に多く方々にお世話になりましたが、上記の理由で伏せております。
関係者の方々には厚く御礼申し上げます。有難う御座居ました。 m(_ _)m


















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ストレスを楽しむ?

2015-06-18 12:24:40 | Weblog


さてさて、ストレスやざらついた気分を緩和する方法は人それぞれあるかと思います。
小生の場合は段階ごとに色々。

ごく軽度では、音楽や落語である。仕事しながらでも可能な方法でお手軽。というか日常のリズム変化程度の事か。
軽度~中度には、本を読んだり作品集を眺めたり。展覧会やコンサートにも行きます。(かといって会場で会ってもそうは思わないで欲しいが)
重度になると、もう旅へ出ちゃうか?

ん? ストレス緩和って楽しいものなのか? よろしい、ならばストレスよ、掛かって来いっ!


ストレス緩和は意識的にではなく、唯そこに身を置くだけにしている。アクティブでなくパッシブに。気持ちをニュートラルにする感じ。
一方的に入ってくる情報に身を委ね、かつ、取りとめも無く受け止めていく。「思いありて思いなし」の態である。これは小生青年期に「かく在りたい」とアイデンティティのモデルにしていた人の言である。
無我夢中ではない。思いがあって他の思いに捕らわれないという術。静かに通奏低音の如く想いを持つことで安定した揺るがない心が出来る。それがストレス耐性、平常心となる。(これは武道なのか!? 知らんけど)


外部からの情報を緩やかに心に取り入れる事によって、問題意識が隠されていくと、何ら解決していないにも関わらず気分がリセットされる。
『癒される』という言い方はあまり好きではないけれど、これは『癒し』なのかな?
いや、単なる『現実問題に対する麻酔薬』のような気がするな。しかし、「それが癒しなのだ」と言われればそうなのでしょう。
ならば、癒しは麻酔薬である。

しかし、こういう「現実は変わらないけれど、見かけの心の容量が増えれば人はより良く変われる」といった心のデフラグが大事なのでしょう。
デフラグの結果、場合によっては更なる不具合を招くのもPCのそれと似ていますし、麻酔薬も使い方を誤れば大変な事になる。毒にも薬にも。
まぁ、こういう力学(ダイナミクス)調整の中で人は生きてるんだなぁ。
集団における個人の位置。個人の中のバランス。その構造はフラクタルにも思えて面白い。


さて、最近は作品集、画集を引っ張り出して眺めています。軽度なストレス状態?


作家のメッセージ、苦悶、想い、洒落、挑戦……と出会う度にニマニマ。( ←アヤシイ人だっ!)













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『怒涛』から『やや忙し』へ

2015-06-12 10:26:57 | Weblog


ここ1ヶ月ほど、あまりにもグチャグチャなスケジュールだった。
そもそも「忙しい」とは主観的な処理能力の問題なので、他人と比べるべくもないのだが。(← 勝手に忙しがってるだけかもな)

ざっくり思い出すと、個展3日前の窯焚き、梱包、搬入、窯出し、個展、小さい会議、大きい会議、搬入、搬出、窯焚き、告知、イベント、会議、打ち上げ、書類申請、会議……。なんか忘れてると思うけど。
まぁ、全てに顔を出したが「時々意識が飛んで思考停止してご迷惑な点もあったなぁ」と反省。

特に『ひがしやま備前焼市』では、反省点も多し。
某ビール会社さん協賛の会場に、ライバル会社の飲料を差し入れて下さった悪友の罠には参ったな。(本人は知らなかったので他意はない)
まぁ、ビールではなくノンアルだったが、見咎められて顰蹙もあり。ボーっとしててミスった。(-_-;)

そして、幾度目かのヤマ場は横焚き20時間からの所属する会の歴代会長会議へ出席であった。
小生は会長ではないが、数年後のお役目の都合上の出席である。あと現副会長だし。
で、老舗旅館での会議。
大先輩の歴代会長がズラ~~と。「いやぁ、末席でも眠気も吹き飛びますなぁ~」と半ば他人事のようなフワフワ感もありつつ。
会議は先生方の多大なるご理解のもと、今後が大きく動ける気配。というか「大きく動け」というニュアンスである。
再来年が山場になるが、その仕込みは来年である。
そして来年には……いや、夏も未だだが来年の話をすると鬼が嗤うので辞めておこう。

印象的だったのは、「この部屋は金重陶陽先生と石井不老先生が掴み合いの大喧嘩をした部屋です」との女将さんの言。
皆さんが「おぉ~~」となるも傍らには直系の先生が……。
「こんな話を集めて書いたら面白いだろうなぁ」とチラッと思う。


さて、スケジュールが『怒涛』から『やや忙し』へと緩和されたので、溜まっている案件を順次片付けよう。

色々、忘れている気もするが、大事無いことを祈るのみである。


(途中の色々な出来事はまた随時アップしましょう)




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俄かに大忙し

2015-06-04 12:19:34 | Weblog


なんだか怒涛のスケジュール。次々に発生してくる案件。窯焚きしてボーっとしてるのになぁ。

忘れないように付箋をPC画面に付けているのだけれど、「もう画面が見えないよ。パトラッシュ……」という状態。
「半分見えてるやん」とお思いかと存じますが、重要なものだけである。

この調子でいくと、週末は自分が3人必要。 ┐(-。ー;)┌
そのうちの0.4人分は外注した。残り2.6人分は……、考えないでおこう。


かつてバブル期は、忙しいことが美徳な時代だった。
「24時間働けますか?」と問われ、「5時から男」を求められ、「キタッ~」って叫んで、土地は転がり株価は見上げるほど高く……。
セカンドポーチに分厚いシステム手帳を入れて「如何にスケジュールがぎっちりと入るか」が生活充実の目安だったか。
学生でさえ目まぐるしい生活であったのだから社会人は尚更だったと思われる。

その後は「ポケベルが鳴らなくて」気がかりになり、100円ハンバーガーが流行する慎ましい社会になるのだが。
弟子の身分では小さな手帳で充分なイベント発生率だったな。でも、手帳は小さかったが日々充実していた。


それから幾星霜、俄かにバタバタと案件が入ってきて目が回りそう。
これは徹夜の窯焚きによる睡眠不足の影響? 寄る年波? あと老眼?

全部か……。

まぁ、短距離向きの性格なので、集中力と気合で乗り切るさ。(←いつもの流れ)


でもね、そのうち「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ」って番犬福助に言ってると思う。
福助にしてみりゃ、「知らんがな」って事でしょうが。


ひとまず、寝よう。
夕方に起きたら散髪に行く事から始める。








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第一回 ふるさとあっ晴れ認定委員会

2015-05-30 21:00:14 | Weblog


今日は、岡山で会議。
事前打ち合わせや会場の雰囲気から、既に随分と練り上げられたコンテンツである事がわかる。
よって、お笑い系やきもん屋はちょっと封印。
普段は審査される側ですが『審査する側は出品者から審査されている』という関係性も知っているので責任感と緊張感が高まる。
と同時に、これから始まるプレゼンが待ち遠しくさえ思えた。資料をパラパラ何往復も。

複数のメディアも一緒にプレゼンに立会い。見知った顔も見えてホッとする。心の中で「やぁやぁ」という手を振るけれど、外見は真面目に装う。


プレゼン時間は短いので、メンバー各自も集中力を発揮していた。周りの見守る方々の視線さえ気にならない。
実際、どれも精査されて出てきたものなので、既に評価ポイントは高い。そこに物語性、ローカル性、その他もろもろを意識しながら見ました。頂きました。
試食は一口程度だったけれど、ホントはどれも全部完食したかった……それだけが残念なり。

得点集計後、各々の視点からの解説や提案があり「流石に次代を支える立ち位置の人々やなぁ」と感心する。
専門家の意見に囲まれるのって得難い経験である。異業種的興味だけでなく人としてのキラキラ感が良いな。勿論タレントさんのキラキラ感も良かったが。
小生は自分の事は棚上げにして、気付いた点を若干申し上げる。いや、これを自分にフィードバックせな。

まぁ、メンバーには「やきもん屋は窯焚きの時に焼き芋をする」という周知は出来たか。(← 周知してどうする)


非公開の討論終了後は、結果発表。そしてフォトセッション。

納得の認定が出来たと思います。


帰宅すると家人がニュースを録画していて「噛んでたね」と一言。
それも残念じゃ。




さてさて、次のエリアが楽しみであります。


準備される方々は本当に大変なことと存じます。
長い作業が続きますが、よろしくお願い致します。m(_ _)m


小生もガンバロー。(*^o^*)/ (← 軽っ)









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園芸部のGW活動記録

2015-05-06 09:47:18 | Weblog


GW某日。

四国参りやお茶会の隙間を縫って、細君より我が家の『園芸部』召集がかかった。
拙宅では、この部活動は拒否出来ない全員参加である。ちなみに部長は細君。
小生はいつの間にか副部長を拝命しており、造園部部長との兼務でもある。【補足1】
当日の活動は、不幸 幸いにも在宅している者がそのメンバーに選ばれた。なお、今回の写真記録担当は最年少者に任命。


当日のオーダーは、
・ブルーベリー植え替え4鉢
・玄関脇のオリーブ撤去
・玄関脇の花壇撤去
・その他「エエようにする」


このうち、玄関脇以下は造園部の仕事とされた。


趣旨としては、「この周辺を更地にして、エエようにして」というもの。
留意点は、移植可能または部長お気に入り品種は丁寧に疎開させる事である。


レンガを外して花壇を撤去。 (レンガは同敷地内のやきもん屋さんから搾取 提供されたもの)


土を篩に掛けて、石、土、根、虫に分ける。こういうのは得意である。
この素晴らしい作業ラインを部長に自慢するが無視される。イカン。つい調子に乗りすぎたようだ。



さて、あとは「エエように」しなければならない。
川原で拾っていた丸石を敷いてから部長にプレゼン。【補足2】
「この石の間にコケを定植して丸石とコケでマルチする」という事を伝えると、思いのほか好評であった。(と信じたい)

しかし、造園部としてコケ採取に行かねばならないが、これは別日対応で容赦して頂いた。


この間の番犬福助くん。

夕方のお散歩タイム間近。無言でボールを置いて静かにアピール。流石、出来る番犬は空気を読むなぁ。


さてさて、日没間近に部活終了。部長よりねぎらいの焼肉が振舞われる。

「焼肉は鍋に準ずる」という部長発言で『鍋奉行のなべちゃん』が焼き方担当。【補足3】
各々の好みの焼き加減で提供……を繰り返し、その間にビールを頂く。旨し。

帰路に「コンビニでスイーツ買う、造園部長持ちで」と決議され、数日分のスイーツを購入させられ させていただいた。


さて、次回の部活動は『素敵なグリーンカーテン』企画である。
料理主任としてゴーヤをプレゼン中。【補足4】

いや~~、楽しみ~~。 (´・_・`)



_________

【補足1】 造園部は園芸部の下部組織。独自の活動は許されているが、園芸部の仕事は必須である。

【補足2】 部長へのプレゼンは見える形でするのが効果的。これは長年の経験による。結果、二度手間の場合もあるが全体的には結論が早い。

【補足3】 拙宅で「なべちゃん」は都合良く使われる人物名詞。今回は小生を指す。

【補足4】 越冬させたパッションフルーツは部長が見切っているので、収穫確実なゴーヤをプレゼン。












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白花憧憬

2015-05-03 00:14:47 | Weblog


よしなし事に追われている間に季節は過ぎていく。

蝋梅、水仙、菜の花、連翹、蒲公英……黄色い花の季節はとうに過ぎ、山には躑躅や藤の花。新緑も濃くなりつつある。「山、大爆笑」か。
今春は雨が多かった。春を見つけた感慨も少なく強い日差しに戸惑う。

今年は、なかなか根付かなかった白山吹にようやく花が咲いた。移植すること数度。最終的には大きめの株の移植である。
雨の中で咲いている様子には健気さもひとしお。
もっと大きい株になれば安定してランナーも出していくだろう。完全なる安定までには、更に数年の辛抱か。

さてさて、白山吹と言うなれど山吹の白花にあらず。人の都合で名付けた故、花はついぞ知らぬ風。
季節感の判らぬ空気の中、そよそよと揺れる。
我関せずの境地か……。世俗にまみれし我と我が身を振り返り「かく有りたし」とも。

何かと世知辛い今日この頃。

白花憧憬。

人は無いものを求める……か。
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模様替え

2015-04-07 15:31:16 | Weblog


春休みの事。
子供たちのライフスタイルの変化もあって、家の中を模様替えする事にした。
といっても、拙宅は仕切りの無いスケスケな家なので、仕切りを作って部屋割りをする事から始まる。よって模様どころか家の中身が変わる。
壁紙も貼っていないので、気兼ねなくネジやらボルトを捻じ込む。「壁紙が欲しけりゃ自分で描きな」というスタンス。ちびっ子時代から「ラクガキ上等!」である。


今回のミッションは、クローゼット製作と机の移動(リニューアル含む)がメインである。

クローゼットは部屋の仕切りにもなる位置で製作。梁に柱を設置、物干し竿を渡してクローゼットの中身を作る。



1.5×2×2mの空間を2人分のクローゼットにして、両側から使えるようにする。上はハンガー、下は棚という構成。
中身はごく簡単に出来た。埃除けやら日焼け防止のアレコレは今後。

次は机。小中高と12年使ってきた自作机をリニューアルする。もちろん子供が自分で。「自分のことは自分でしましょう」

天板を外してサンドペーパーで黒歴史(ラクガキ)を消していく。足は10センチアップ。その横で小生は俎板のメンテナンスを。「木はいいねぇ」
「最後に亜麻仁油を」と思ったけれど無かったので、オリーブオイルを薄く浸透させて出来上がり。


天窓の下に設置する。

なんか雰囲気があるなぁ。小公女だかアルプスの少女だかという趣き。ん? どちらも屋根裏部屋か……。


外から見ても判らないけれど、中は随分変わった。

(写真は昨年5月ぐらい)


しかし、こういう平日大工の話題は本業でお待ち頂いている方々への面目が立たぬ故、アップしにくいです……。
順次、やります。ごめんちゃい。 m(_ _)m





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