さかさふじ
十五夜の手前
みちることなく
まだまだの
忍耐
過重労働の一端を垣間見て
いまだに
精神力の世界は変わらず
重箱の隅をほじくる癖も抜けず
他の健康を守るどころか
自らの健康を破壊しては
自己満足ではなく
誰の満足を守るのか
ただひたすらに
組織の歯車のナットの一つになりきり
煙を吐きながら
しゅぽしゅぽっぽ
どこへ向かう
この鈍行列車
大勢を乗せ
歯車は
軋み
ガタがきて
ガタゴトガタゴト
風景は
それぞれのめがねでみる
さかさまの
湖の面
苦い
塩水
十五夜の手前
みちることなく
まだまだの
忍耐
過重労働の一端を垣間見て
いまだに
精神力の世界は変わらず
重箱の隅をほじくる癖も抜けず
他の健康を守るどころか
自らの健康を破壊しては
自己満足ではなく
誰の満足を守るのか
ただひたすらに
組織の歯車のナットの一つになりきり
煙を吐きながら
しゅぽしゅぽっぽ
どこへ向かう
この鈍行列車
大勢を乗せ
歯車は
軋み
ガタがきて
ガタゴトガタゴト
風景は
それぞれのめがねでみる
さかさまの
湖の面
苦い
塩水