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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

報復感情

2008-09-18 22:01:55 | おすすめBooks
私たちの日常でも、「恨み」という感情は、誰しも認識したことがある感情かと思うけれど、

それを手放すことができる人もいれば、いつまでもその感情に支配される人もいるように思う。

3年前ぐらいの私にもこういう感情はあったかもしれないけど、そんな感情と共存する自分の身体が嫌だった。

当時の私は、傷に塩を塗りこむかのような自分の清め方だったと思う。

そう言えば、この本にはこんな言葉があります。

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

岩波書店

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「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われらから強奪した。」という思いをいだかない人には、ついに怨みが息む。

「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われらから強奪した。」という思いをいだく人には、怨みはついに息(ヤ)むことがない

自分以外の人のせいにして、被害者として他律的に生きるなんて私は嫌。

ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。
──車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。


ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。
──影がそのからだから離れないように。


私の愛読書であるジェームズ・アレンの名著
考えるヒント 生きるヒント―人生成功への50の黄金律 (Goma books)

にもこう記されています。

人の心が邪悪な思考で満ちているとき、彼には常に痛みがつきまとう。
もし人が清い思考を保つなら、彼には喜びばかりがつきまとう。


痛みも喜びも自分で選ぶことができ、あえて痛みを選ぶ必要などあるはずもない。
発端は何であれ、復讐・排除・抑圧などで得られる本当の喜びなどはない。

喜びは清い思考から始まる、やられてもやり返さない・・・・

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2 コメント

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「復讐」 (hiro1)
2008-09-22 15:53:45
かつて私を蔑んだ人がいた。

私の言葉、私の行動、私の決定すべてに異を唱え、蔑み、否定し、激しくののしった人がいた。

私は、そのとき誓った。この者とは、ともに蒼き天を仰ぐことはないと。

数十年の月日がたった。
私は私の仕事をすすめ、仲間も、理解者も増えた。

相変わらずもれ聞こえるその人物への評は、低いものであった。

あるときその人物とばったり出会う機会があった。
私は彼の目を見据えた。が、
彼は私を見ることは出来なかった。

その時、私は、自分が自律したと悟った。

これが私の「復讐」です。
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賢者の選択 (はる)
2008-09-22 20:42:19
hiro1さん

気持ち的には、痛んだ自分の仇をとったと言う意味では復讐っぽい印象を受けます。

hiro1さんのような賢者は、相手に害を与えず、自分の内面の充実によって、勝利者の脚本を生きている人なのだと思います。

もうすでに彼のことは過去となり思い出されることもないかと思います。

臥薪嘗胆(がしょうしんたん)
http://www.mizz.jp/word/word_7.html

醜い復讐劇よりも、苦労しながら国力をつけた君主。

今回の投稿は、そんな印象を受けます。
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