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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

ふわふわさんとチクチクさん

2006-08-30 21:32:18 | おすすめBooks
今日は、ホントは休みなのですが、夕方から2時間ほど仕事で都内に出なくてはなりませんでした。せっかくの休みなのですが、片付けてしまいたい案件だったのでいたし方なく。

終わってから、時間もまだ早かったので、コーヒーショップに寄って本を読みながら休憩。

その本は「ふわふわさんとチクチクさん」という心理童話です。最近記事として書いている「ストローク」がテーマの本なんです。

前半は、クロード・スタイナー博士による童話で、後半は小林雅美先生の素敵な解説になっています。スタイナー博士はエリックバーン氏とともに交流分析の理論の整備と実践にあたった方です。

お察しのとおり「ふわふわさん」は『肯定的ストローク』、「チクチクさん」は『否定的ストローク』のことです。

【あらすじ】ある村のお話。ここでは、みな神様からふわふわしたものが入ったバックをもらい、必要な時に取り出して、このふわふわしたものをあげたり、あるいはもらいにいったりして、いつも暖かい雰囲気でした。皆、暖かい気持ちでいるのでココロや身体が病気になったりすることはありません。

そこに病気を治す薬を売る魔女がやってきて、ふわふわしたものを与えてばかりだと、自分には何ものこらないと、悪知恵を吹き込みます。村の人はふわふわさんを出し惜しみするようになり、村では病気になる人が増えてきました。

さらに魔女は悪知恵を働かせ、今度はチクチクしたものを村人に与えました。皆、自分のふわふわさんがなくなるのを懸念してチクチクしたものを与えたり、ふわふわしたものを蓄えるようになりました。

ふわふわしたものは与えすぎるとなくなってしまうという魔女の悪知恵や、表面はふわふわしているのに触るとチクチクする偽のふわふわさんが村中を混乱させます。

このお話は、先日書いた「ストローク経済」の非合理を「ふわふわさん」を中心に非常にわかりやすく、そして暖かい気持ちにさせてくれます。

どうぞ、続きは実際にこの本を手にとって読んでみてください。交流分析の入門の講座で先生から推薦図書としてご紹介いただきました。

私も「ストローク」の分野が好きになりそうです。ちょっと「うるっ」ときてしまいました。

『おもしろそう』『読んでみたいかも』と思った方は、ぽちっとよろしく ⇒ 

ふわふわさんとチクチクさん―大人のための心理童話

扶桑社

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