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秋の名曲(枯葉)

2023-11-22 | JAZZ
秋に関連した1曲と言えば、真っ先に挙げるのが「枯葉」ですが、その中でインストものの一番は、訳あってキャノンボール・アダレィがリーダーとなった「SOMETHIN´ ELSE」だと思います。

「SOMETHIN´ ELSE」 Blue Note BLP 1595
  
1. AUTUMN LEAVES
2. LOVE FOR SALE
3. SOMETHIN´ ELSE
4. ONE FOR DADDY-O
5. DANCING IN THE DARK
MILES DAVIS (tp) CANNONBALL ADDERLEY (as)  
HANK JONES (p) SAM JONES (b)  ART BLAKEY (ds)
録音 1958年3月9日

コメント不要のこの演奏は、繰り返し聴いても全く飽きず、マイルス・デイビスのトランペット・フレーズは鼻歌で歌えるほどになっています。

そして、ピアノ・トリオではビル・エヴァンスのリヴァーサイド盤を挙げたいと思います。

「PORTRAIT IN JAZZ」 RIVERSIDE RLP 12-315
  
1. COME RAIN OR COME SHINE
2. AUTUMN LEAVES
3. WITCHCRAFT
4. WHEN I FALL IN LOVE
5. PERI´S SCOPE
6. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE ?
7. SPRING IS HERE
8. SOME DAY MY PRINCE WILL COME
9. BLUE IN GREEN
BILL EVANS (p) SCOTT LaFARO (b) PAUL MOTIAN (ds)
録音 1959年12月28日

ピアノ・トリオのアルバムの中では、ウイントン・ケリーの演奏も上位にランクされますが、エヴァンスはこの曲を度々演奏していて、毎回同じフレーズのイントロの4小節が印象的です。


歌ものは圧倒的に女性歌手のアルバムが多いですが、その中でもリタ・ライスのこのアルバムに収められている “枯葉” は上位にくると思います。

「JAZZ PICTURES」 PHILIPS UCJU-9057 (P 08062 L)
  
 1. I´M GONNA SIT RIGHT DOWN AND WRITE MYSELF A LETTER
 2. AUTUMN LEAVES
 3. CHEROKEE
 4. POOR BUTTERFLY
 5. CAN´T WE BE FRIENDS ?
 6. I GET A KICK OUT OF YOU
 7. I REMEMBER CLIFFORD
 8. TANGERINE
 9. SPEAK LOW
10. WHAT´S NEW ?
RITA REYS (vo) PIM JACOBS (p) WIM OVERGAAUW (g) RUUD JACOBS (b) KENNY CLARKE (ds)
録音 1961年10月12日

リタ・ライスの上品で自然な流れの歌をサポートしているルード・ヤコブスのウォーキング・ベースと、節目節目でアクセントを付けるケニー・クラークのドラミングにより、アルバム全体の演奏が引き締まって聞こえます。

また、変わったところではドリス・デイが歌っているものがあります。

「DAY BY DAY」 COLUMBIA CL 942
  
 1. THE SONG IS YOU
 2. HELLO, MY LOVER, GOODBYE
 3. BUT NOT FOR ME
 4. I REMEMBER YOU
 5. I HADN´T ANYONE TILL YOU
 6. BUT BEAUTIFUL
 7. AUTUMN LEAVES
 8. DON´T TAKE YOUR LOVE FROM ME
 9. GONE WITH THE WIND
10. THE GYPSY IN MY SOUL
11. DAY BY DAY
DORIS DAY (vo) PAUL WESTON (condctor)

これはドリス・デイが、ポール・ウェストンの指揮による控えめで気品に満ち溢れ、心地良い伴奏でゆったりと唄う "枯葉"の他、"But Not For Me"、"Day By Day" 等々、選曲も素晴らしいバラードを中心に構成された癒しのアルバムです。

コメント (4)
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