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ドリュー・グレスの凡そ20年前の録音(CD)

2023-11-29 | JAZZ (CD)
ベーシストのドリュー・グレスの2004年の2管編成によるアルバムを聴きました。

「7 BLACK BUTTERFLIES」 PREMONITION RECORDS 90767
 
1. RHINOCEROS
2. BRIGHT IDEA
3. NEW LEAF
4. ZAFTIG
5. BAS RELIEF
6. BLUE ON ONE SIDE
7. WING & PLAYER
8. LOW SIUNG / HIGH STRUNG
9. LIKE IT NEVER WAS
DREW GRESS (b) RALPH ALESSI (tp) TIM BERNE (as)
CRAIG TABORN (p) TOM RAINEY (ds)
録音 2004年2月23, 24日

ニューヨークを中心に活躍しているメンバーでのセッションを記録した1枚で、凡そ20年前の録音ながら今聴き直してみても新鮮で、正統派でありながら新しい感覚のサウンドを聞くことが出来るアルバムです。
リーダーのドリュー・グレスは、ソロでもバックでもきっちりとしたビートを刻んでおり、5曲目の「BAS RELIEF」では59秒と短い演奏ですが、絶妙なベース・ソロを聴かせてくれます。
また、ジュリアス・ヘンフィルのDOGON A.D.を聴いてからジャズに傾倒していったと言うアヴァンギャルド・サックス・プレイヤーのティム・バーンは、ここでも随所で吹きまくっていますが、フリーキーな音をまき散らす訳でも無く、高いテンションでのプレイを維持しています。

一方、「WING & PLAYER」「LOW SIUNG 」及び「LIKE IT NEVER WAS」の3曲は、アレンジが施されたスロー・テンポで演奏されており、アンサンブルの部分とクライグ・タボーンのピアノが美しい響きを奏でていて、他の曲の「動」に対し「静」の演奏でうまくバランスを取っています。

なお、ドリュー・グレスについては、辛島文雄と共演したアルバム(CD)を、過去にここで取り上げています。
こちらもこの機会に聴き直して見ましたが、ジャック・ディジョネットとの3者の素晴らしい演奏を堪能しました。

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