チェット・ベイカーの、蘭のクラブでのライブの模様を収めたレコードが発売されました。
この演奏は、これまでCDでしか聴くことが出来ませんでしたが、同じレーベルから2枚組レコードとして発売されました。
「LIVE AT NICK'S」 Criss Cross Jazz 1027
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/48/cb117605b888b9286df36dd650ab37f7_s.jpg)
1. THE BEST THING FOR YOU IS ME
2. BROKEN WING
3. BEAUTIFUL BLACK EYES
4. THIS IS ALWAYS
5. I REMEMBER YOU
6. LOVE FOR SALE
CHET BAKER (tp, vo) PHIL MARCOWITZ (p) SCOTT LEE (b) JEFF BRILLINGER (ds)
録音 1978年11月30日
チェット・ベイカーは、1988年5月に58歳で亡くなっていますが、その凡そ10年前の演奏です。
彼の後期の演奏は好不調の波があり、中には聴くに堪えないような演奏もありますが、その中でもこの日の演奏は好演の部類に属する内容で、ライブということから1曲あたりの演奏時間も長いです。
1曲目の「THE BEST THING FOR YOU IS ME」は、アップ・テンポで快調に飛ばすご機嫌な演奏で、往年のチェットを連想させル内容ですが、ラッパの音色がソフトなことからフリューゲルホーンにように思います。
「BEAUTIFUL BLACK EYES」は、チェット自身が “ウエインショーターの曲をボサノバで演奏する” との紹介がありますが、実際はLou McConnellが作った曲とされているようです。
そして、この曲は幾度もレコーディングされていることから、チェットのお気に入りの曲のようですが、ここでの演奏は、そのどれよりもテンポを落として丁寧に音を紡いで行っており、17分を超える長さを感じさせない内容となっています。
この日のチェットはコンディションも良かったようですが、「THIS IS ALWAYS」と、続く「 I REMEMBER YOU」ではヴォーカルとスキャットを披露しており、最初の曲はアップ・テンポで、続いての曲はテンポを落として変化を付けていて、歌声はオンマイクで迫ってくるようで迫力があります。
全体に音質は良好で、フィル・マコーウイックの素晴らしいピアノ演奏もあり、聴き応えのあるアルバムです。
この演奏は、これまでCDでしか聴くことが出来ませんでしたが、同じレーベルから2枚組レコードとして発売されました。
「LIVE AT NICK'S」 Criss Cross Jazz 1027
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/57/a7aff76ba2793ff8fd4b6c0c1aad2900_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/48/cb117605b888b9286df36dd650ab37f7_s.jpg)
1. THE BEST THING FOR YOU IS ME
2. BROKEN WING
3. BEAUTIFUL BLACK EYES
4. THIS IS ALWAYS
5. I REMEMBER YOU
6. LOVE FOR SALE
CHET BAKER (tp, vo) PHIL MARCOWITZ (p) SCOTT LEE (b) JEFF BRILLINGER (ds)
録音 1978年11月30日
チェット・ベイカーは、1988年5月に58歳で亡くなっていますが、その凡そ10年前の演奏です。
彼の後期の演奏は好不調の波があり、中には聴くに堪えないような演奏もありますが、その中でもこの日の演奏は好演の部類に属する内容で、ライブということから1曲あたりの演奏時間も長いです。
1曲目の「THE BEST THING FOR YOU IS ME」は、アップ・テンポで快調に飛ばすご機嫌な演奏で、往年のチェットを連想させル内容ですが、ラッパの音色がソフトなことからフリューゲルホーンにように思います。
「BEAUTIFUL BLACK EYES」は、チェット自身が “ウエインショーターの曲をボサノバで演奏する” との紹介がありますが、実際はLou McConnellが作った曲とされているようです。
そして、この曲は幾度もレコーディングされていることから、チェットのお気に入りの曲のようですが、ここでの演奏は、そのどれよりもテンポを落として丁寧に音を紡いで行っており、17分を超える長さを感じさせない内容となっています。
この日のチェットはコンディションも良かったようですが、「THIS IS ALWAYS」と、続く「 I REMEMBER YOU」ではヴォーカルとスキャットを披露しており、最初の曲はアップ・テンポで、続いての曲はテンポを落として変化を付けていて、歌声はオンマイクで迫ってくるようで迫力があります。
全体に音質は良好で、フィル・マコーウイックの素晴らしいピアノ演奏もあり、聴き応えのあるアルバムです。