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これまで聴いていなかったレコード(1)

2015-05-05 | JAZZ
大型連休の1日、購入後ジャケットを眺めただけで殆ど聴いていなかったレコードを出してみました。(1/2)

1枚目は、スウェーデンからリリースされたミンガスのアルバム
「MEMORIAL ALBUM EUROPEAN TOUR 1977」 DESIRE BURNING 010
  
1. ROCKEFELLER & ATTICA
2. SWING GHOST
3. FREEDOM IN RIFFS
4. CHEROKEEKOKO
5. DANNY’S BEAT
6. SECULAR LULLABY
7. DEVELOPMENT OF A FREE RISING Ⅱ
CHARLIE MINGUS(b) JACK WALRATH(tp) RICHARD FORD(ts) BOB NELUMS(p) DANNY RICHMOND(ds) 

ミンガスのレコードはいずれもそうですが、スピーカーの中央にベースがどっかりと居座り、しかも他の楽器に以上に大きい音がします。
メンバーの中のリッキー・フォード(ts)とダニー・リッチモンド(ds)は良く知られた奏者です。
興味深く聴けたのはB面の2曲で、6曲目の「セキュラー・ララバイ」はニュー・オリンズの雰囲気のする曲、
7曲目の「デヴェロップメント・オブ・ア・フリー・ライジング」はピアノ・トリオからスタートし、その後フリー・リズムによるお互いの楽器の掛け合い、ミンガスの雄叫び?と続き、中ほど以降はエンディングまで、4ビートで普通の演奏となっています。
このレコード、一時中古店でも良く見かけましたが、最近はお目にかかっていません。
内容からして単なるミンガスの記録盤でした。


2枚目は、1963年に英国からリリースされたピアノ・トリオ・アルバム
「THE OTHER SIDE OF DUDLEY MOORE」 DECCA LK 4732
  
1. MY BLUE HEAVEN
2. LYSIE DOES IT
3. POOVA NOVA
4. TAKE YOUR TIME
5. INDIANA
6. SOOZ BLOOZ
7. BAUBLES, BANGLES AND BEADS
8. SAD ONE FOR GEORGE
9. AUTUMN LEAVES
DUDLEY MOORE(p) PETE McGURK(b) CHRIS KARAN(ds)

主役のピアニスト、ダドリー・ムーアは1935年4月19日 生まれ(~2002年3月27日)のイギリスの俳優、コメディアン、ミュージシャンで、かってゴールデングローブ賞も受した人です。
ジャズへの関わりは大学時代からで、一時は奏者として活動し、イギリスのテレビにピアノ・トリオで定期的に出演していて、数多くのレコーディングを行っていました。
その中の代表的で、且つ最初のジャズ・アルバムです。
1曲を除きリーダーであるムーアのオリジナルとスタンダードから構成されています。
ピアノ・タッチはオスカー・ピーターソン風(ピーターソン程のテクは無いけれど)なところが多く、時々ピーターソンが顔を出します。
3曲目の「プーヴァ・ノヴァ」はボサノバのリズムを伴った曲で、バック・コーラスも入っています。
また「スーズ・ブルーズ」では、鍵盤を強く叩く様な仕草もあり、最後の「枯葉」はまるでラムゼイ・ルイスのヒット曲である「ジ・インクラウド」のような雰囲気のリズムに乗った演奏となっています。

このレコード、
1曲目の「私の青空」は解釈宜しく面白く聴けましたが、後は並みのピアノ・トリオでした。
また、モノラル盤の録音はバランス良く、好録音となっています。

コメント
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