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一関ベイシー

2013-01-26 | JAZZ
岩手県一関市にある有名なジャズ喫茶「BASIE」
ジャズ喫茶に通ったことがある人は、皆一度は行ってみたいと思う憧れのお店で、訪問された方たちがあちこちでその感想を書いています。

少し古い話になりますが、実は私も一度行ったことがありました。
時は2009年6月13日、私用で岩手県奥州市に行くことになり、およそ480km(300マイル)をマイカーで…
夕方5時過ぎ到着を目処とし、目的地の手前には一関市があるので、ベイシーに寄り道できればいいなぁ~と思いながら、途中食事や休憩をはさんで東北自動車道を北上したところ、一関市に入ったのが4時前だったので、途中下車しベイシーへ。
このお店は不定期で休むこともあるそうなので、開いていて欲しいと願いながら…
「やってる、やってる」ということで、念願叶って店の前でまず1枚、入り口のドアを開けて更に1枚パチリ。
但し携帯カメラですが…
店内の写真は撮れないので、お店のサイトから頂きました。
  

店内はご覧のとおりで広く、右側にはオーナーも時々演奏するというドラムセットもありました。
スピーカーを正面にして右奥にはカウンターがありましたが、私の座った場所は丁度写真の切れ目辺りでした。
その時間はビル・エバンスにちなんだアルバム特集のようで、以下の2枚のA面を聴くことができました。
共にレコードですからA面、B面があるんですねぇ~、そしていずれも名盤です。

CANNONBALL ADDERLEY 「Know What I Mean?」
1. Waltz for Debby
2. Goodbye
3. Who Cares?
4. Venice
5. Toy
6. Elsa
7. Nancy
8. Know What I Mean?
Julian Cannonball Adderley (as) Bill Evans(p) Percy Heath(b) Conny Kay(ds)
1961年1月27日、2月21日、3月13日録音


TONY BENNETT 「The Tonny Bennett & Bill Evans」
1. Young and Foolish
2. The Touch of Your Lips
3. Some Other Time
4. When in Rome
5. We’ll Be Together Again
6. My Foolish Heart
7. Waltz for Debby
8. But Beautiful
9. Days of Wine and Roses
Tonny Bennett(vo) Bill Evans(p)
1975年6月10日~13日録音

スピーカーから聴こえてくる「音楽」は噂通りの「音」で、この時ばかりは至福の時間でしたが、40分程の滞在だったので、じっくり聴くことはできませんでした。
帰り際に何か記念になるものはないだろうかと尋ねたところ、飲んだコーヒーの請求書なら持ち帰ってもいいということで、頂いてきました。
 機会があれば再び行ってみたいと思っています。

なお、このお店では過去に数々のライブ録音がなされていますが、手持ちの何枚かを紹介します。
  
左から
「ベイシーズ・アット・ナイト/渡辺貞夫」   
 2007年 4月14日録音 ナベサダさんの隣がオーナーの菅原正二さんです
「ケイコ・リー/ウィズ・ハンク・ジョーンズ」 
 2006年 3月10日録音 ケイコ・リーは名古屋出身の歌手
「アニタ・オディ/ライブ・アット・ベイシー」
  1978年 7月 2日録音 アニタは3回訪問しているが、これは第1回の時の録音

余談ですが、カウント・ベイシーのアルバムで有名な1956年9月録音の「ベイシー・イン・ロンドン」と、ベイシー没後、何度もリーダーが交代しましたが、2005年10月にビル・ヒューズがバンド・リーダーとなって来日した時に、仙台でライブ録音された2枚のアルバム・ジャケットを紹介します。
ちなみにイン・ロンドンは、スウェーデンで録音され、ジャケットのみがロンドンでの撮影です。
これはヨーロッパ各地での演奏旅行の際、ロンドン公演が好評だったことからこのタイトルが付いたようです。
一方仙台の方は録音が素晴らしく、こちらにはベイシーのオーナーの菅原さんが色々と係っているようです。
 

コメント
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