掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

西条鶴 蔵見学(続編)

2010-02-03 17:05:44 | 出来事
「生モト造り」の一端、モト摺り作業の一番摺りを体験&見学をさせて頂いた面々は、次回のPM1:30からの2番摺りまでの間、伊野本取締と宮地杜氏のご案内で蔵内を見学させて頂きました。
以前、西條鶴さんの蔵見学の時に当ブログでご紹介致しましたので、簡単にご紹介致します。

先ずは、原料米を蒸す「こしき」。ご覧の通り木ので、ボイラーではなくバーナーを使い和釜で蒸し上げられます。

これがバーナーです。

ここは、蒸し米を引き込み麹を米を造る「麹室こうじむろ」です。正確に言えばこの部屋は、蒸し米を引き込み床揉み(引き込んだ蒸米に、麹菌を降り満遍なく揉み上げる)所で「麹室」内にもう一部屋あり、そこで麹米を育成します。

麹室」中央の台を「」と言いますが、そこの下に収納場所が・・・・引き込みの米が多い時床揉みした米を臨時に、このスペースに入れておいて床の作業が出来るようにするアイデアスペースです。

「出麹でこうじ」出来上がってもうすぐ仕込みに使われる麹です。

ここは酒母を造る「モト室」です。と言いながら実は真ん中の少し大きなものは仕込桶で少量の大吟醸酒が仕込まれておりました。

手前の開閉方が仕込タンク・奥の密閉型が貯蔵タンクとして使われています。

留仕込が終って2日目位のタンク(山田錦50%)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿