まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

見上げたら月

2023年02月09日 | Weblog

朝早くの事務所で、榊に水を、鳥に餌を、なんてルーティンが終わって。

机に座り、珈琲を挽くか、とふと窓の外に目が向いた。

自然に、その光につられ、表題だ。

満月から少しかけ始めた月。

人間の不幸は月の策略だ、という考え方もある中、その策略に乗ろうがどうしようが、見上げたら月、ってことだな。

そうだ、この週末は、仕事で世話になった方の葬儀。

突然死、ってやつだ。

心筋梗塞。

すわ一大事、ってなもんで、昔お世話になった方々への電話。

もちろん彼らは知っていたのだけど、お通夜が、とか、葬儀が、とかのやりとり。

俺も気をつけなきゃ、というから、大丈夫、悪党は長生きするから、と嘯き。

なんて時間もいいものだ。

年月がいろんなことを洗い流しもし、凝縮させもし、ってわけだ。

いずれにしても、そんな悪タレも含め吐き出し合う時間を共有したこと、創造したことは紛れもない事実。

ということになるな。

昨日、札幌の女史へのリクエストで、こちらの現状を俯瞰していただいた。

じっくりの確認作業は、春分明けくらいがいいそうで、僕のガイドさん曰くは。

なんだけど、それでも何かありますか?

の彼女の質問に、誰知らずとも己のことは己が知っている、と。

ちなみに、そのガイドさん、江戸時代のお侍さん、官僚さんらしく。

僕の直感だと、父方のご先祖さまだろうな、なんてね。

ということなどなど思い浮かべているうちに、外は明るくなってきた。

コメント
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