まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

二週間ぶりの、イサキ・ヤリイカ・アジ。

2020年07月27日 | Weblog

四連休の最終日での買い物、ってのも、筋としてはあんまりよくないんだろうけど。

というわけで、表題ですが。

なにせ、桂剥き、ってのを始めたので、なんにせよ、やってみたいのです。

昨日は、新たな技、内臓や頭などを、沸騰したお湯に入れ、臭みをとる。

ってのを試してみた、娘からの提案ですが。

それをなんとかという乾燥機に入れて、って算段だ。

すると、臭みなしに残滓処理できるのか、って次第。

アジは弾力がなかったので、結果、なめろうにして、プラス、ミョウガと共にいただく。

お酒は、もちろん、英君酒造の燗酒用。

絵に描いたような夕餉を、時折凄まじく降りしきる雨音を聴きながら、さらに。

雷までの中、でした。

そんな後、フェリーニの「ボイス・オブ・ムーン」をAmazon primeで観たわけだ。

それぞれの世界観の中にいる、何人かの登場人物が、周囲とは噛み合わぬままに、って流れ。

そのうちに、月を誘拐する、なんて兄弟も現れ、って映画で。

噛み合わぬ一人、主人公のロベルト・ベニーニは、「ライフ・イズ・ビューティフル」の主人公でもあったな。

詩人、という設定だったので、時折、瞬間の静寂も訪れたり。

しかし、多くは、これぞイタリア、みたいな、大仰な対人関係、ってのもふんだんにあり、だったな。

フェリーニの、1990年制作の遺作、だというので、当然、アポロ計画の月面着陸のあとだ。

ひょっとしたら、監督は、それらの、つまり、月の秘密も知っていたのかも、って予感・予見もする。

そんな映画だったな、なんて思うのも、こちらが囚われているからなのかもしれないけれどね。

成り立っているようで成り立ってない対人関係、って切り取ってみると、さらに。

そんな思いは強くもなり、って具合だ。

いずれにしても、桂剥きの後での世界としては、なかなか、面白い時間だった。

桂剥きと、アジを刺身にしようかなめろうにしようか、という瞬間を味わいつつの。

月を誘拐しちゃうぞ、っていうシーン、このコントラストが。

たぶん、ホモ・サピエンスの醍醐味、ってやつだな。

さて、爽やかな空気が舞い込んでくれている今、最近、そこここで嫌われている。

新聞を読むとするか。

コメント
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