昨日は、沼津。
ついこの間までの、この列島には満ち溢れていた菌たち。
玄米と黒糖と塩と水で、発酵させて作る。
もともとが、天然酵母パンのお店をやってらっしゃった方のレクチャーで。
万能酵母液、というウタイでね。
これはSTAP現象だ、と、残念ながら自ら死を選んでしまった、かの、教授ね。
彼とも交流があったそうで、くだんの彼が、そう発言していた。
というんだね。
ちょっと、詳しくは聞き取れなかったんだけど。
つまり、変容したDNAが、旧に復す、というのか、もともとの形に戻る。
もちろん、好転反応の末に、例えば、アトピーにしても、なんにしても改善していく。
ということなんだね。
2時間半、大きな声の講演を聞いた。
最後に、上記の液を、霧島天然水で、シャカシャカ、と作ったんだけど、この時期だと、35〜38時間。
発酵を待ち、それを26倍に希釈し、出来上がり。
パンを焼いた時も感じたけど、天然の時間は、かかるものはかかる。
こちらのスケジュールに添ってくれない、当たり前だけど。
なんて時間を過ごし、僕は万能の液体を手に入れることになる。
微細菌の世界は、かの天才児、南方熊楠も研究して、そこに壮大な宇宙の真理を見た。
というんだけど、今回の液体の紹介者は、寺田酒造だったか、房総の。
何も削らず、100%の玄米からお酒を作っている、寺田さんの話も出てきて。
点と点が繋がっていく、という感覚も味わったのでした。
なんでもやってみないと気がすまないタイプなんです。
と伝えたのは、講演会場の目の前にある、一階がギャラリー、二階が、カフェ、というお店の。
ママさん、と呼んでいいのか、ご主人とお二人で、道楽のようなお店、と言われちゃうんです。
というようなカフェでのことで。
時間調整、喫煙タイムのために入ったお店。
来週からは一階のギャラリーで、書道展なんです、ということで、ご主人が、何かと準備をされていた。
鄙には稀な、なんて言い回しがあるけど、東京圏の三島ならいざ知らず、この沼津でよくも、なんて感想を。
漏らしてしまったお店なのでしたが。
そこでも、話の展開から、骨ストレッチの、伝道師みたいな役回りを演じ、というのも。
カウンターに、猫背が治ります、だったか、そんな本があったのでね。
くだんのママさんが、自分の猫背を治したくて、というわけだ。
それぞれにそれぞれの課題、テーマを抱え、にこやかに人生を送っている、という絵柄。
にこやか、といえば、このところ、骨ストレッチのルーティンは、笑顔でやってる。
なるべく、ね。
笑うと鼻骨が動き、尾骨にも連関し、というようなことを、創始者の松村さんが、書かれていて。
心の何処かに残っていたんで。
たしか、昨日の話でも、感情を差配しているのは腸、なんての、あったような。
脳ではなく、95%がた、腸内なんだ、というのね。
腸内細菌の世界だ。
いくら、目くじらたて、目を三角にし、道徳本、自己啓発本を読もうが、トレーニングしようが。
それが、脳発信のものである限りは、大元の感情コントロールには至らず、ってわけだ。
これ、実感として、わかるんだよね。
社内教育や理念の共有や、世には、MBA発祥のさまざまな、ハウツー言葉が溢れているけれど。
そのどれ一つとして、人間存在そのものの真髄にまでいたらず、というね。
にもかかわらず、如何にせんむ如何にせんむ、焦燥感だけをつのらせ、と。
この間も、ある御仁といっぱい飲みながら、そんなことより社長のトラウマ、に目を向けた方がいいのにね。
なんて会話をしたものだった。
くどいけど、素直な心で、という幸之助さんの言葉でね。
って、幸之助さんじゃなくても、おばあちゃんの、でも、隣のおじさんの、でもいいんだけど。
形容詞のように、幸之助さん、と使っているだけ、ってことですが。
人生で大事なことはすべて幼稚園の砂場で教わった、なんての、あるでしょ。
さて、本日は、花の都、大東京、ビッグサイトへ。
JAPANTEX2016、と銘打たれた、カーテンがらみのね、イベントで。
おべんきょう、してまいります。