歩行器で歩きましょうか、というのが。
昨日の母親の現況、といったところで。
このところ、母親日記、みたいだけど。
毎日が、新しく、部屋も映って、スカイラウンジで、だけど。
暑いからカーテン下ろして、と身も蓋もないこと言うんだよ、というのは。
ちょうど、その時間、付き添ってくれていたおばの弁で。
リハビリに入る前は、帰る、帰る、というようなネガティブなモードで。
そこへ到着した僕が、それはこれこれこうでできない、ということを、ノートに書いて伝え。
たという気に、こちらはなっているんだけど、結果、通じず。
半ばふて腐れて、寝るからいいよ、という次第だったのが、リハビリのお姉さん、ま、理学療法士。
という方が来ると、瞬間に変化し、まさに、変幻自在の人間の原点、みたいな風情でね。
表題のごとき顛末だったのでした。
その後、夕方、妻が行ったときには、すっかり、元のモードに戻ってしまったのか、車で来たなら乗せてって。
というわけだ。
当方、夜は、某大手さんの役員会で、二次会まで。
大手さんは、なんだかんだと言いながら、リクルートがうまくいっている、というのか、採用計画が。
で、新陳代謝が鮮明で。
早い話が、若返り、世代交代が進む中、こちらはこちらで、年嵩だけ増えていって、という体たらく。
ということを実感もするんだけど、そこはそれ、亀の甲より年の功、だっけ。
そんな具合に、時は過ぎ、最終前の電車内。
古くからの知り合いの女史にお会いし、こちらは、悪魔のトリルを聴いていたイヤホンを外し、話が始まった。
401Kのセミナーで、東京からの帰りだそうで、いろいろとご教示いただき。
そのうちに、首にかけられたペンダントが、クロスで。
つまり、十字架だね。
受洗するんです、というわけだ。
詳しい仕組みはわからないけど、神との契約を結ぶ、という言い方になるのか。
そりゃ、いろいろとご苦労されてきたんだろう。
なんとか瞑想というミャンマーだったか、チベットだったか、そんなのも、何年かやってきて。
というんだよね。
にしても、以前と比べて穏やかになっていた、その雰囲気から、通り過ぎてきた道のりが、感じられもし。
という時間を、清水駅までの、ほんの少しの間、過ごしたのでした。
今朝はまた、母親ネタに戻ると、病院のケアマネさんにお会いし、この先の過ごし方についてのご意見をお聞きし。
ということでね。
まわりを見渡せば、そんな話に満ち溢れ、建物も働く人も、多くがそちらの方向へ転換していて。
深刻な顔をしながらの、人口減少が、限界集落が、成長率が、などなど、気がつけば。
時候の挨拶のような、ね。
ところが、人類初のテーマに立ち向かっている、とも言えて。
中国でも、ジェットコースターのような、急転直下の人口減、なんてのも、何回も繰り返してはきたようだけど。
それは、戦乱で焼け野原、統治が聞かず、農耕生産ができない、というような事情だったんだろうから、ちょっと。
わが列島で、今起こっていることとは違い。
なので、人類を代表して、このテーマを受け止め、受け入れ、生きていく。
くらいの気概で、いきますか。
このところ、気に入って、気になってるのが、老子の。
大木の話、他の木が切り倒されたのに、どうして、この大木はそうならないのですか。
と聞くと、あれは、大きいだけで、何の役にも立たないんだ。
枝は曲がり、ふしくれ立ち、家具も何も、作ることはできず、と。
それを聞いた老子が、弟子に言う。
人間もあのように生きなきゃいけない、だから、暑さの夏の木陰もでき、鳥も虫も寄ってくる。
くらいの話だったか、無用の用、とでも言ったか。
俺が俺が、あたしがあたしが、がデフォみたいな世の中には、ちょうどいい話と思えるので、もう少し。
正確に覚えておきます、そのうち、たぶん、きっと。
このところ、書きたいことはたくさんあるような気もするんだけど、さて、この前に座ると、出てこない。
相変わらず、パガニーニとタルティーニを聴いている、というのは、たしかなことで。
アマゾンのプライムミュージックとyoutubeからclipboxと言うのが、僕の日常です。