まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

東の空が赤く焼けていた

2016年10月06日 | Weblog

最近、朝の道順を変えたんだけど、真東に進路をとる。

とでも言えるか。

清水駅にまっすぐの方向で、駅舎の上が赤く、燃えるような。

そんな朝だった。

今までも、そこは眺めてもいたんだろうけど、今朝は、時間といい季節といい。

タイミングもよく、台風一過の景色。

昨日は、骨ストレッチの新著が、近くのミニストップに届き、あなたの持っている番号を。

入力してください、と機械が言うので、その通りにして。

カウンターで受け取った。

コンビニも、仕事、どんどん増えてくよね、と研修中のお姉さんに言って、二人でニヤリ。

とした瞬間もあったんだけど。

同じ時給で、お店は売り上げ増、なんだろうね。

左翼用語を使えば、労働強化、くらいの話になるのか。

僕の使っている、あなたの120%が発揮できる場を作るのが、ってフレーズも、そんな類の言葉を使えば。

なんとかかんとか、って、めんどくさい話になるんだろうな。

ことほどさように、理論、理屈、イデオロギーとかってのは、人を幸せにしないんだな。

もちろん、お為ごかしの、理論武装をして、人民を惑わせる、その気にさせる。

ってのも、世間には溢れてもいるけれど。

昔、と言っても、100年は経ってないか、中国でね、毛沢東が。

造反有理、なんて言葉で、アジテイトして、人々を乗せに乗せ、みたいな時代、あったよね。

つまり、お上に楯突くことには、ことわりがあるんだ、意味があるんだ、と。

それで、革命、ってやつを起こし、さて、理想の社会の一丁上がり、なんてね。

そもそも、そんなこと、お前に言われなくたって、わかってるよ、くらいのものなんだけどね。

それを、そうできないようにしちゃったのも、社会ってやつの、あざとい力加減で。

とね、そんな類なんだけど。

ま、そんな時代もありまして、ゆやーんゆよんと、サーカスのブランコが揺れている。

って、中原中也のパクリだけど。

中也は、茶色い戦争ありました、とも言っていて、僕の、LINEのプロフィール写真、思い出したよ。

4歳前後かな、妹と二人で写っていて、僕が指し示す方向に妹が顔を向け、という。

実に素敵な瞬間を、たぶん。

今は要介護度3、の母親が、撮ってくれたものなんだ、と思うんだけどね。

それが、セピア色、つまり、茶色い戦争と同じ色だ。

なかなか、評判の良い写真でね、いつだったかも、同級生から、なんとか展へ出せば入選だよ。

なんて言われた。

くだんの骨ストレッチ本なんだけど、パラパラと眺めてみると。

野口晴哉、ブルースリー、甲野善紀、他にもあったか、それ系の著名人が、イチローも出てきたか。

そんな本で、ってのは、どうでもいいけど、早い話が、骨身にしみろ、くらいの話でね。

骨を使え!ってわけだ。

体の旧字は、體と書いたわけだ、骨が豊か、と。

物事のコツをつかんだ、ってのも、骨、コツ、とね。

明治維新の後、どんな権力関係だったのか、体操の教練は、ドイツ式となり、あの行進ね、右、左、右、っての。

足と腕は互いちがいに出せ、というのね、足と手が同じだと、笑われたものだよね。

ところが、例の、列島に古来から伝わる、ナンバ走り、ね、あれは、右の足を出すときには右の腕を出す、という、ドイツ式とは真逆の。

飛脚なんかが、一日に何百キロだっけ、疲れずには走れたのも、ナンバ走りだからだ、という説もあるよね。

ローカルに根付いたモロモロが、グローバルの波に席巻される、という構図でもあり。

くだんの骨ストレッチは、左翼用語を使えば、反動勢力、みたいなもので、骨に帰ろう!ってわけだ。

心地よさが、すべての基本、ってフレーズが、いいんだよね。

いきなりだけど。

《形をなくすんだ、水のように。水になるんだ、わが友よ》って、ブルースリーの言葉を書いておくことにしますか。

くだんの毛沢東の言葉も、四文字熟語にすると、いかにも、って言葉だけど、実のところは。

ブルースリーと同じこと、言ってるんだけど、何かがやってきたら素直に応じる、それが宇宙の法則だ。

くらいの解釈も成り立つんだけどね、それを、ね、権力闘争に援用し、というかね。

なんてことは、そこらへんに、掃いて捨てるほど存在しているものでもあるけれどね。

なので、骨に帰りましょう、心地よさに戻りましょう、ってのは、理論、理屈、イデオロギーとは違って。

つまり、幻想の上に、屋上屋を重ね、砂上の楼閣を築きあげる、徒労とはね。

違って、わが身、わが體に問いかける、という、実に、人類何十万年、地球何十億年の叡智が眠る。

わがカラダ、だから、聞くに値する回答が、まちがいなく、やってくる、って算段だ。

だいたい、70兆個だっけ、わがカラダを構成している細胞に、一つずつ、ミトコンドリア、ってあるよね。

ある、というのか、生息している、あれね、まだ、酸素だらけのの地球上で生きていた、あの末裔じゃなかったっけ。

なので、たかが、何十年か生きただけの、経験、体験から導き出すのと、どう、どう見ても。

比較にならないくらいの、叡智、っての、ありそうでしょ。

というわけで、長くなりすぎたことをお詫びしつつ、皆様の今日が、よき一日でありますように。

 

 

コメント
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