銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

雨宮 処凛が北朝鮮に行った事が何度もあるとは!

2009-06-17 15:13:04 | Weblog
【体験的ノンフィクション論】いつの間にか「よど号」の乗客になっていた:雨宮処凛(作家)(gooニュース) - goo ニュース

 私はこの作家のものを一切読んでいないのです。ただ、NHKの週間ブックレビューだったか、どこかのデジタル系チャンネルで、『生かさせてください』を紹介していて、『それだけで、すごいなあ』と思いました。

 特に当時はまだ、『そのとき、歴史が動いた』の担当だった松平アナの重厚な朗読で、音から聞いた、その本の内容はすごい迫力でした。

 そのすごさのよって来る遠因が、北朝鮮の見聞に、《あるかも知れない》とは、驚きです。

 私も随分前から、北朝鮮関連のものは読んでいます。

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 ・・・・・特に農業がめちゃくちゃになってしまっていて、国民が苦しんでいる・・・・・それは、金正日総書記が、思いつきで、「とうもろこしを作ろう」と言い出し、それだけを、全国的に栽培したところ、肥沃な表土が、流れ落ちてしまい、

 壊滅的に、作物の収量が減ったからでもある。その後、何を作っても駄目なのだ・・・・・・と書いてあるのを読み、なんと、気の毒なことだろうと感じました。

 日本ですと、国民一人ひとりに自由があり、工夫ができます。それに経済が落ち込んだといっても、まだ、余裕があり、各家庭で出す、生ごみが、自治体で燃やされています。北朝鮮では、生ごみも出ないのではないかと感じました。


 一方で、日本では、賢い主婦の中には、その家庭ごみを、肥料にして、50坪程度の宅地の、さらに、狭い30坪以内の畑内で、自家用の野菜を一年中すべて、栽培しぬく事が、できる人さえいます。

 私は北朝鮮に関する読書体験と並行して、そういう日本の普通の現実を見聞きしました。日本のお母様は坊ちゃんを医者にしたくて、倹約をなさっていたのです。学費が高いからです。だから、日本国民は、北朝鮮に住んでいる人と比べれば、ずっと、ずっと、幸せであると感じました。
 
 その、1980年代の読書からは、北朝鮮の国民には自由が無いばかりでなく、私有地も無くて、家の周り、数メートルを自家用野菜の栽培に当てているのがわかりました。その土地面積も少ないですが、そのうえ、風土が寒い場所です。

 また、その自家用菜園のために、家庭用ごみで堆肥を作ろうにも、大体の歳月が、食糧難だそうですから、飽食の国日本のように、腐ってリンや、チッソを作り出す豚肉やら、魚のあらがごみとして出るわけでもないでしょう。

 すると、ほうれん草や小松菜などを、自分で小さい規模でも有機栽培していて「おいしいわ。お店で買うものとは随分違う。やっぱり、手間ひまかけただけのことはあるわね」と言っている日本の家庭とは随分違うわけです。

 私は1980年代は横須賀市内の丘の上に住んでいて、日当たりもよく、自動車も入りましたので、60坪の敷地内に大型トラック二台分の黒土を入れ、トマトや、ピーマンを栽培していて、「おいしい、おいしい」といって食べていました。農薬を使わないものですから、当時のスーパーのものと比べると、比較にならないくらいおいしかったのです。

 植木も植えていて、駐車場も作っていたから、畑は正味、15坪も無かったでしょう。だけど、夏にはおいしいナスやきゅうりを食べる事ができました。

 それが、どんなに、楽しいことだったかと言うと、今の鎌倉のうちが大木のため、日当たりが悪くて、その20年前の楽しみを味わう事ができないからです。それで、余計に、そのすばらしさを感じます。

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 個人の楽しみもさることながら、国家としても、既に、物資欠乏状態に陥っているみたいなので、化学肥料は何とかなっても、有機肥料、いわゆる堆肥を作る原料が無いのではないかと私は想像いたしました。

 すると、いったん表土がはがれてしまった、農地を再び肥沃にするためには、どうしたらよいのでしょうか?

 全く暗澹たる思いです。アメリカでも、化学肥料を大量に使ったために、表土が流れてしまったと聞きました。でも、アメリカについては、報道が自由ですから、国民が餓死近辺の状態でさまよっているとは、聞いた事がありません。で、安心しています。が、寒い時期、北朝鮮で、食料も無く、それを、改善するすべも知らない、普通の国民は何と、気の毒かと感じます。農民といえども工夫したり改善したりする自由は無い模様です。ましてやサラリーマンにおいて、おや。

 また、特に悲惨なのは、日本から帰国した人たちらしいです。一応の民主主義・教育を受けているので、北朝鮮に帰国しても、「どうして、こういう風になっているのだ」と発言をしてしまいますよね。だから、危険分子とみなされてい留らしいのです。差別されているらしい。

 それゆえ、一般の国民よりさらに下の位置に置かれ、苦しみぬいているという話です。

 北朝鮮の真実とその悲惨さを学ぶことは、その対極としての理想像を、見極めることに役立つでしょう。

 私が必死になって、政治について、幼稚な言葉ながら、語るのも、少しでも、独裁政権に繋がらない方向で、日本が動いて行って欲しいからです。

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 ところで、選挙が近いですね。鎌倉は一人区です。これこそ、一党独裁を招きかねない制度です。本当に困ると思います。中選挙区に戻して欲しいです。

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 さて、どうして、とうもろこしを植えると表土が流れ去ってしまうかと言うと、根が浅いそうです。しっかりと、土をつかまえないのですね。それに、あの植物は、その枝葉が腐っても、上等な堆肥を作り出すとも思えないので、1980年代から、ほぼ、30年間の誤った農業運営の結果、信じがたい、苦境にあの国は陥っているのです。
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 自由が大切です。私が麻生さんみたいな、変な首長(首相)でも、『それでも、いいわよ』と我慢をしているのは、<<<大物です。賢いです。でも、実は悪人だった>>>という人間に、支配をされることを怖れるからです。

 日本で、どぶ板選挙から、這い上がった人間なら、その過程で大勢の人と接しますので、いわゆる心理的な意味での、身元調査済みですから、安心なのです。二世議員、および、三世議員は、その縛りからはずれるので、恐ろしいところがありますね。

 小泉さんももう少し、ご自分が政治家を続けて、その間に、息子さんを鍛える必要があったような気がしますけれど・・・・・

 ただ小泉さんは、首相までやって、さっと身を引く姿勢です。それも、北朝鮮の王朝まがいの独裁と比べれば、あっとうてきに爽やかで、日本に住むありがたさと彼のインテリとしての成熟度を、感じるます。が、・・・・・これから先、現れるかもしれない<<<仮面をかぶった独裁者・予備軍>>>は、きちんと、見破らなければなりません。

 だから、私は嫌煙運動ごときにも、その神奈川県における異常な高まりには、すぐ反応して、「これは、おかしい」と発言するわけです。

 それから、前日のこのブログの文章ですが、鎌倉で、日曜日の朝、警官が10人ぐらいたむろして、警戒をしていたところは、裏駅と言って、普通なら数十台のタクシーが客待ちをしているところで、デモ隊がそれほど、闊歩できるスペースはありません。行き止まりですし、デモをするには、全く向かない場所です。

 小さな時計台があって、そこでデモに参加する普通の人が、集合するとしても、大昔ほど、人が集まるはずも無く、デモ、そのものの威力もないでしょう。どうして支援する必要があるの?といった規模のはずです。

 だから、そこに、10人も警官が詰めていること自体が、税金の無駄遣いです。
無駄遣いなのに、それを、やっているのは、デモ、そのものが、体制内で、上の人間にやくだつもの=====日本にあたかも本当の民主主義があるかのごとく、装う=====装置であることを証明しています。

 また、デモを警察に届け出なくてはいけないという条例ですか、法律ですか?
そんなものがあるそうですが、それは、何時ごろ発令されたのでしょうか?

 私は自分が、組織が嫌いだし、普通の主婦の暮らしですから、そのことには、今まで、ちっとも気がつきませんでした。

 こんな無駄な配置を、警察がやっている、一方で、秋葉原など、無差別殺害犯が、(一種の自殺願望だったゆえに)とめて欲しくて、ネットの世界で何度も『これから、どえらいことをやる』と警告を発したそうです。そういう情報を機敏に掴むために、そちらへ人員を配置して、動いて行って欲しいです。正しくて必要なところへ力を配置してください。

 それから、渋谷で、浜崎あゆみがパフォーマンスをした事を、違反な事実として、警察が、家宅捜索までしたそうですが、これは、昔から、《草間やよいが抗議をしている》のと、同じポイントです。芸術のこと、芸能のことは、人々を驚かす方が良いのです。予定調和で、進行したら、何も面白いことはありません。

 現代アートなんて、人をびっくりさせることに眼目があるのです。
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 まあ、北朝鮮からは、テーマがだいぶ遠くなりましたが、ともかく大切なことは国民一人ひとりの自由さの確保です。それを、疎外する政治の動きには敏感にならなければなりません。

 でないと、この国の北朝鮮・化も近いです。金日成は普通の人だったはずですよ。ちょっと、頭が良くて、ずるかっただけでしょう。それが新王朝を開いて、それを、守るためのシステムとして、共産主義を利用しました。

 『共産主義は、資本主義と過激に戦わなくてはいけないから』と、秘密主義を励行して、国民相互の間の正当なコミュニケーションを疎外しました。その他、密告制度・等の、さまざまな仕組みで、国民を縛り続けているうちにほとんどの、国民が、金一族の奴隷をなってしまった国家・・・・・それが北朝鮮です。

 今、日本で、電話帳が薄くなっていたり、プラ意ヴァシーの尊重と言って、あらゆる形で、連絡網を作るのを疎外しているようですが、それは、イランの阿附目アフマニメジャド(難しくて間違っているかもしれない)大統領の国民弾圧と同じです。一体NTTの誰があの薄い電話帳を発明したのだろう。まあ、NTTが昔ほど儲からなくなっている野は、理解ができますけれど。

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 もう一度、北朝鮮に戻れば、藩屏と言って、身近にはヨーロッパの貴族や近衛兵に似たなものを置き、そして、その選ばれたエリートだけに富裕な生活を保障しているようですが、はたから見れば、全体状況が、悲惨なことはきわまれりです。

 日本も、戦後60年を経た今では、随分変りました。悪い方向へ変っていると、私は思います。特にウエブ・ニュースを見ている限り、一部の富裕層に訴えるような項目が多いですね。トップ頁を飾る記事がそういうものが多いです。

 金融資産、一億円を越える日本人が、150万人以上いるそうです。『そういう層だけを取り込んで味方にしていけばよいのだ』と言う発想が、日本国内に満ち溢れています。

 すこし、ここで、Uターンをして、日本人が・・・・あかるくて、他者を思いやり、・・・・・平等の観点を信じていた時代に、識者やメディアの主張を、戻すべきだと、感じています。しっかりしてくださいよ。有名人たちよ。

   では、今日はこれで、  2009年6月17日  雨宮 舜
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