奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

春の嵐の中で・・・

2019年03月10日 | 晴耕雨読
 昨夜は、連日の強風の中での誘引作業に疲労感たっぷりで9時前にダウンしてしまいました。時折、眠りが浅くなると夜通し吹き荒れていた様子で、久しぶりに2度寝、3度寝をして7時近くに起きました。明けても風雨は強く、久しぶりの骨休みの1日をインプットして遅めの朝食を摂りました。

 終日、骨休みと言っても畑人の性みたいなもので、万事は尽くしたものの、強風によるトンネルハウスの剥がれが気掛かりで、小雨になるのを見計らって出畑しました。河川は増水し、ほ場は人の出入りを拒むように滞水していて、車中からトンネルハウスの無事を観てホッと胸を撫で下ろしました。

 骨休みを決めたとは言え、いつもの習慣で倉庫に立寄り、明日の出荷準備で3品目の袋詰めをし、帰路は直売所にトマトを届けて帰宅しました。

 午後は久しぶりに「そこまで言って委員会」を見、後はスーパーに食糧の買出し出かけました。島外産の島らっきょまで店頭に並び、島外経営のスーパーの商魂を垣間見たような気がしました。このままでは、島はただの消費地になって、農業はますます廃れて行くようなそんな気がしました。島内農業は、輸送コストが係らない分、まだまだ価格での勝負はできるかなと思っています。高級野菜を低価格で販売すると言う方法もありますからね。

 例年、春の嵐が何度か過ぎて穏やかな季節になります。また春の嵐の後には寒の戻りがあって、この時期がカボチャの接受期と重なり毎年苦戦を強いられます。明日から、例年より早いカボチャの接受が始まり、今季も収穫まで無事行ければと祈るばかりです。また明日(^_^)/~