先輩のWさんからのお誘いがありました
丸の内東映で上映中の映画「利休にたずねよ」
かねてから 観たい映画でしたので喜び勇んで出かけました
原作は この作品で直木賞を受賞した山本兼一氏です
出演者も 海老蔵 団十郎 中谷美紀さんと豪華な俳優陣が揃いました
戦国時代を舞台にした小説が好きな私ですが 利休については特に興味がありました
なぜ秀吉から切腹を命じられたのか?
これには諸説があります
① 自分の木像を山門に飾ったが 秀吉が来訪したとき その木像の股をくぐる格好になった
② 粗末な茶器を高値で売り捌いた いわゆる売僧(まいす)の悪評
③ 娘を秀吉の側室に所望されたが断った
④ 有名になり過ぎたので 秀吉の嫉妬をかってしまった
映画では 利休切腹の理由が解明されるのではないか
果たして・・・
物語は 観るものの興味をひきながら後半に進んでいきました
ところが 高麗の美女との恋物語に進展したあたりから 果ては心中の失敗?
そして 切腹です
鑑賞後のWさんとのビールの席でも なんだったんだろ?
モントリオール世界映画祭「最優秀芸術賞受賞」の触れ込みなので名画なのでしょうね
オジさんたちの感性がなかったのか
これは危険です このままではいけない 消化不良を起こします
単行本を購入しました
531ページの大作でした
映画では描ききれなかった物語が 山ほどあるのでしょう
読み終わってから 切腹の真実の理由をたずねてみましょう 利休さんに・・・