酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

クレームも考えようでは・・・

2009年05月21日 | コミュニケーション・セミナー
この日の研修受講者の方々は 平均年齢が50歳代の地方公務員

定年退職までには10年ほど残しています

バリバリの熟練職員さんたちでした

それでも 苦手なのが住民の方々からの苦情の対応です

苦情・クレーム大好きという人もいないでしょうが できればスマートに応対したいものです

それには 気持ちの余裕が必要ですね

では 余裕を持つにはどうするか

参加者のひとり Mさんがユニークな意見発表をしてくれました



「人生は人間関係の連続です 退職してもコミュニケーションはついてきます

特に退職後の人間関係は大切にしたいものです」

「老後のひとりぽっちは寂しいもの そのためにも現役のいまが大事・・

苦情対応は人間関係を高めるいい機会です

私は給料をいただきながら 人間関係作りの訓練をさせていただいてます」


なるほど 発想の転換です

お金を出しての勉強でなく お金をもらっての試行錯誤です

これなら余裕が持てるでしょうね

ちなみにこのMさん クレーム対応には全力投球・・

たとえ 住民満足度は得られなくても最低でも「納得度」はいただいているそうです


役所への苦情の大半は 職員の初期対応の悪さが原因なんでしょう

Mさん あなたから刺激を受けた仲間が多かったようです

これからも 前を向いて歩いていってくださいね


<追記です>

障害をもちながらも Mさんと同じように 前を向いて歩きつづけているブログ友の「まほ」さん

この度 詩集「「ありがとう」」を出版されました  

私も予約させていただきました  ご紹介します  素敵な詩集ですよ

生きる力が湧いてきます