酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

東北旅行  終わり

2008年06月14日 | オヤジのつぶやき
飯盛山駐車場脇の食堂で 喜多方ラーメンをいただき 出発しました



天寧寺 新撰組・近藤勇の墓所です

この表示板から かなりの道のりのところ 山の上に「新撰組の局長」は眠っていました



土方歳三が 会津に来援したときに建立したと伝えられています

その土方歳三も 右側に少し下がって静かな刻を過していました

幕末京都の治安を一身に任された新撰組・・

衰退しつつある幕府に殉じて 消えていきました

カープファンのオジさんとしては ここでもその特徴を発揮です

会津藩お預かりの団体だった新撰組に どうしても関心がいってしまいますね

若い頃ですが 司馬遼太郎の”燃えよ剣””新撰組血風録”を 夢中になって読んだものです


そして 次の訪問先はこちらでした  会津武家屋敷です



会津藩二十三万石は 幕末動乱期に戦火にさらされ 多くの施設が焼失しました

このことを惜しんだ地元の方々が 会津の歴史・文化・精神を現代に蘇らせたのが会津武家屋敷です





この光景を眺めていると 心に浮かんでくるのが 会津藩什のおきてでした

什(じゅう)のおきて・・・  什というのは「地域」というような意味らしいです

一 年長者の言うことに 背いてはなりませぬ

一 年長者には お辞儀をせねばなりませぬ

一 嘘をいうてはなりませぬ

一 卑怯なふるまいをしてはなりませぬ

一 弱いものをいじめてはなりませぬ

一 戸外でものを食べてはなりませぬ

一 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ


ならぬことはなりませぬ

ご婦人とのコミュニケーションを除けば いまでも立派に通用する什のおきてでした

特に ひとつ ふたつ目のおきてには大納得でした

電車の中 特に 地下鉄霞ヶ関駅構内にでも 大々的にポスターを貼っておいてもらいたいと思ったのは オジさんだけだったでしょうか

あ エライ人は電車に乗らず タクシークーポンだから目に入らないか

これも税金 分かったら タクシーの中で ものをねだってはなりませぬ



水車を利用した「精米所」



「お酒製造機」です  やはり 印象に残りましたね~



近藤勇に会いに 山道を往復したマダム・・

ちょっと 膝を痛めましたが 頑張ってくれました


そして ホテルは「東山温泉 グランドホテル」

大浴場の展望が素晴らしく お酒 料理も満足できました



白虎隊の舞踊で楽しみ・・・



フィナーレは ホテルの女将の指導で みんなで「会津磐梯山」

おじさん おばさんたちに 一体感が芽生えましたよ


そして 翌朝です

そのまま 高速に乗って東北道経由で帰る予定でしたが 急遽計画変更です

国道49号線で いわきに行こう!

それから 常磐道というコースを選びました

那珂湊で 寿司を食べて有終の美を飾ろうというものでした


49線をひた走ること数時間・・

見覚えのある交差点風景でした



そうです

ブログ友の 郡山はいっこんまさんのお店でした

加登屋酒店です  ときどき注文させていただいています

マダムと覗いてみました

お忙しいみなさんですが たまたま ご家族全員がいらっしゃいました

ご夫婦とは 一年振りの再会でした

茶の間で話が弾みます  お義母さんは83歳・・  まだまだお元気な方でした

髯のご主人も元気一杯 お嬢さんのM子さんは 想像通りの可愛い方で いっこんま家の「宝物」でしょうね


二泊三日の 東北旅行・・

楽しい最後になりました  また節約して 努力して 貯金して訪れたいと思っています

長い記事 お読みいただき ありがとうございました

ふたりで暮らしてきた 43年の一番の記念になりました