酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

住民参加

2007年02月05日 | コミュニケーション
感心させられたボランティア活動の方々がいました

横浜のある区役所です

おそらく 全国でも例をみない活動でしょうね


そのボランティア活動とは?


研修のあったその日 庁舎入り口に立ち寄った私に ニコヤカに声をかけてくれたふたりの男女

「いらっしゃいませ」

男性は ちょび髯を生やした70代の小太りな紳士です 水野晴男に似ています

女性は これも品のいい白髪も見事な方でした こちらは女優の左幸枝に似ています


なにかの宣伝かな? しかし庁舎の中だし 変だな。。

いぶかる私でしたが 事情を聞いて納得できました

おふたりは 役所が公募した「フロア マネジャー」役のボランティアさんだったのです

20人の区民が登録をしました

ふたり一組で 来庁区民の窓口案内をしています

テキパキとした動作は 見ていても気持ちのいいものでした


ボランティアさんたちの成果が現れてきました

区民からのクレーム件数が減少してきたのです

一時は 苦情内容を表示する掲示板が 用紙で埋め尽くされていました

私が拝見したときは 3枚だけでした


研修を受講された管理職の男性の話です

「我々も いい刺激をいただいていますよ  職員もボランティアさんの接遇に負けてはいられませんからね

挨拶は先手です 区民の方を見かけたら笑顔と声かけです」



母親と 子どもが歩いています  歩道の素材は木材でした

フワフワとして 土の上を歩いているような心地よさを感じます



澄んだ水の川で遊ぶ小学生たちでした  歓声が響き渡ります


さぁ 環境は整いつつあります  住みよい街づくりの目的達成は間近です

こんどは 人的サービスの向上です

行政と住民とが一緒になって 同じ目的に向かって進んでいます

これぞ 掛け声だけでない 住民参加の新しいスタイルの実践といっていいでしょうね 


広報誌のカメラマンも ボランティアのふたりが活躍しているそうです

現役をリタイヤした 団塊世代の元気なおじさんたちでした