酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

都電に乗って 飛鳥山

2006年03月29日 | 都電 荒川線を誉める
♪つ~い春風に つ~い誘われて~♪

昔懐かしい ラジオから流れていた歌を口ずさみながら やってきました飛鳥山



王子の飛鳥山といえば 桜です

八代将軍吉宗が 江戸庶民のために開放したといわれる飛鳥山

上野 隅田川 千鳥が淵とは趣が異なり 知る人ぞ知る「花見の穴場」です



昭和30年代を彷彿させる この雰囲気がたまりません



公園内で よい子の相手をする 昭和24年製6000型の都電です

かっては青山通り 銀座通りも「闊歩」していた 当時の花形電車でした




「荒城の月」「湯島の白梅」「湖畔の宿」 なんともレトロな歌が流れていました



なにを語るか 老夫妻

好きな光景です


そして 王子といえば ここを忘れるわけにはいきません



そうです

落語で有名な”王子の狐”王子稲荷神社です

料理屋と狐を舞台にした この落語は当時の模様をよく伝えています



                      「御石様」




別名「願掛けの石」です

かなりの重さがありました

重いのをガマンして持ち上げるほど「願いが叶う」そうです



                      「狐の穴跡」

昔は こんもりと茂った杉の大木に包まれて 昼も暗く 山中には沢山の狐が安住

し 神使として大切にされていたそうです


そして 都電の小旅行も「名主の滝公園」で終わりに近づきました

名主さんの住居跡です

「男滝」「女滝」と散策しました

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この滝には 懐かしい思い出がいっぱい詰まっています

昭和20年代の小学生時代

この滝は 夏休みの格好の「プール」でした

「下町赤フン少年隊」が「王子海パン少年隊」に”殴りこみ”をかけたものでした

当時のケンカ相手 みんな いいおじさんになってることでしょう


交通費320円の都電の旅でした


夜は 昔の職場の連中との飲み会

「池袋の夜」を堪能 飲み過ぎでした



福井の酒 「黒龍」の旨い店「松風」でした