AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

1921:技術指導

2011年06月18日 | ノンジャンル
 今日は我が家でOFF会であった。と言ってもただのOFF会ではない。「QUADを聴く会」の技術顧問をされているパーサーIさんが来られるのである。

 「QUADを聴く会」の技術顧問の方が来られるということは、つまり「技術指導」を受けることを意味するのである。そして、オブザーバーとしてtackさんも参加していただける手はずとなっていた。

 「技術指導」は「QUADを聴く会」の会則第45条に規定されている。「会員は3年に一度、会の定める技術顧問の指導を受ける義務を負う。」・・・これは会員のレベル維持に寄与するために設けられた制度である。私はちょうど3年前に「QUADを聴く会」に入会した。なので、今回がはじめての「技術指導」となる。

 2階のデジタル部屋を最初に聴いていただき、その後1階のアナログ部屋へ移るという展開で「技術指導」は進んだ。

 2階のデジタル部屋については、CDプレーヤーとプリンプを接続しているRCAケーブルについての指摘があった。

 今現在使用しているのはノードストのエントリーモデル。確か3万円程度の価格だったと記憶している。相当前に購入したもので、細く柔らかく取り回しが良いので使っていた。

 パーサーIさんのお勧めはウェスタン・エレクトリックの古い線材を使ったもの。「ウェスタン・スピリット」というガレージメーカーから出ているRCAケーブルである。

 おもむろにカバンからそのRCAケーブルを取り出された。「これに変えてみてください・・・」「はいわかりました・・・」

 繋ぎ変えてみると・・・「これ、良いですね・・・是非置いていってください・・・」と数年前にタイムスリップしたような言動が出てしまった。

 しかし、「これを取られると、困るんです。私がウェスタン・スピリットに頼んでおきますから、そちらを使ってください・・・」とかわされてしまった。残念ながら「その場で強奪作戦」は失敗に終わった。

 しかし、同じRCAケーブルをGETする手配をしてくれることとなった。1mで価格は4万円。安いのであろうか、高いのであろうか・・・ちょうどいいのであろうか・・・

 そして、1階のアナログルームでの指導は「スピーカーの設置方法を2階同様平行設置にしたほうが、バランスが良いはずです・・・」というものであった。

 そこで、平行設置に変えてみた。濃い目の音空間がすっきりと整理される。「ふむふむ・・・しかし、センターラックの平行設置はどうしても見た目が・・・しょぼい・・・」と思わざる得なかった。

 「ここはレイアウトそのものを変える必要があるかも・・・」と思い、お二人が帰られた後、レイアウトを変更した。我が家のオーディオ機器は、小さく軽いオーディオ機器ばかりであるので、レイアウト変更は比較的容易である。



 スピーカとスピーカーの間には何もなくなり、すっきりとした見た目に・・・「これでよし・・・あとはウェスタン・スピリットのRCAケーブルの到着を待とう・・・」これで「技術指導」の成果をしっかり取り入れることができる。
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