おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ゴイゴイスーな猫

2024-03-26 11:08:18 | 福島
 手作りのリクライニングチェアに座り、足を伸ばすと、必ずアンが太ももの上に乗っかってくる。最初にやるのが、自分の寝床を整えるために両方の前足を交互に動かし、太ももをフミフミしてくる。喉をゴロゴロ鳴らし、満足するまでフミフミを続けるが、長い時には5分以上もやっている。

 そこまでのルーティンを終えると、太ももの隙間にピッタリと体を入れ、膝の向こうに両手を伸ばす。そうしておいて自分のアゴを乗せると、伸び切った体勢でテレビ鑑賞を始めるのである。

 テレビは野鳥が出たり、野生動物が出たりすると釘付けだ。微動だにせず熱心に見ているので、後ろから思わず声をかけてしまう。「アン、面白いかい」

 するとアンは片手を伸ばしたままこちらを振り返る。その姿がいつも漫才コンビ・ダイアンのギャグ、「ゴイゴイスー」のポーズになっているので、ついついポーズに釣られて「ゴイゴイスー」と言ってしまうのである。(注:ゴイゴイスーを知らない人は各自で調査を)



「アン、ゴイゴイスー」と言うと、満更でもないのかシッポを振る。



 今日の天気予報は朝から雨、のち雪になっている。昨日の午後も今にも雨が落ちて来そうだったので、テオの散歩はいつもの散歩コースを変えて、普段はあまり行かない近くの集落を歩いた。そこは毎年稲刈りの時期に、たくさんのカカシが登場してニュースになる。今時期は冬枯れの寂しい景色が広がるが、地元の人の手作りなのか、ステンレス製の馬の頭のオブジェがあった。



 首の下に「何事も馬く 今日も一日安全に」というフダがぶら下がっていたが、「なにごともうまく」と読むんだろうか。文章の流れだと「なにごともなく」と読むのが正しいんだろうが、「馬」を「な」というふうに読めるのかは、僕にはわからなかった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイヤを買う | トップ | 嘘をつくという病気 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

福島」カテゴリの最新記事