おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

散歩は5000歩

2023-07-09 09:59:10 | 福島
 毎日、朝夕の2回、テオと散歩に出る。土砂降りだろうと吹雪になろうと、これだけはどんなことがあっても中止になることはない。犬好きの人でも、「雨の日は犬が嫌がる」と、犬のせいにして散歩に行かない人もいる。中には、「散歩に行く癖がつくと大変」と最初から散歩する気のない人もいる。本当に犬好きなのかと思うが、本人は大真面目に自分は犬好きと思っていたりして、人間というのはなかなか厄介だ。



 散歩をしていると、「毎日大変ね」と声をかけてくれる人は多い。が、大変だと思ったことは一度もない。大変だと思うなら、最初から犬は飼わないのだ。「犬がいるから運動になっていいね」という人もいる。実際はどんなに長い時間テレテレ歩いても、たいして運動にはならない。最近はスマホを持って散歩に行くが、スマホに入っている万歩計アプリで計測すると、一回の散歩で約5000歩だ。



 世間では、健康のためには一日1万歩は歩きなさいという。が、僕の実感だと、1万歩にどれだけ科学的根拠があるんだろうと効果を感じることはないが、Yahoo!ニュースに「1日1万歩は効果がなかった」という記事が出ていて、やっぱりと納得した。記事によると、歩数ではなく、速度にこそ意味があるということだった。人にはそれぞれ運動強度というものがある。どれだけ運動できるかという限界値だ。そこに迫る速度で歩かなければ、体力の向上は期待できない。テレテレ長い時間歩くというのは、気分転換としては価値があっても、体力強化にはあまり意味がないようだ。



 別の記事では、健康寿命を伸ばすために大切なことは、まずは「脚力」とあった。次が「バランス力」、三番目が「柔軟性」、四番目が「握力」で、それらを満遍なく鍛えるのが、効果的なのだそうだ。



 時々、ランニングに出るが、その時の歩数は約2万歩だ。散歩にしたら二日分にしかならないが、運動強度ということで言えば、ほぼ限界に近いところまで使って運動している。途中疲れてきて足が上がらなくなると、つま先を引っ掛けて転びそうになる。そうならないように、なるべく体幹に注意し、バランスをとっているので、「バランス力」に関してはそこそこ鍛えている気がする。「握力」は、畑でクワを振るっているのでなんとか低下を防いでいるが、問題は「柔軟性」だろう。



 犬の散歩をしながら、「柔軟性」をつけるような運動があれば一番手っ取り早いが、今のところそんな運動を思いつかない。写真を撮るときに、前屈して撮るとか、屈伸して撮るとか、上半身をひねって後ろのものを撮るとか、そんなことでもやればいいんだろうか。
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