おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

冬に逆戻り

2022-03-22 10:46:48 | 福島

 天気予報では、今日は朝からお昼にかけてみぞれになるようなことを言っていたが、朝のうちは小雨に近かったみぞれが、お昼に近づくにつれて重たい雪に変わり、気がつけば辺りは雪化粧している。午前10時半現在の我が家から見た裏の空き地の景色がこれ。

 真冬じゃないか。昨日までの春の陽気が嘘のようだ。

 昨日の朝の散歩では、春だなあといい気持ちでカメラ片手に歩いた。

 遠く、那須の茶臼岳が雪を被っているのを見て、まだあんなに雪が残っていると驚いたり、

 コブシの花の蕾がずいぶん大きくなっているのを見て、やっぱり北国の春はコブシの花が咲かなきゃね〜なんて思ったり、

 一面に咲いた福寿草の花を眺めながら、そろそろカタクリとかニリンソウとか、他のスプリング・エフェメラルも顔を出す頃だろうな、なんてことを考えていた。

 ところが、今日はカフェの営業を始める前に、まず玄関先の雪かきから始めなければならないような状況なのである。やっぱり東北の春は、まだまだ遠いなあ。

 ちなみに、東京ではこの寒さで電力の使用量が増せば、電力が足りなくなって停電する恐れが出ているそうである。慌てて周辺の電力会社から電力を回してもらったりしているが、突然電気を使うなと言っても、都民は言うことを聞かないだろう。第一、東日本大震災で日本中の原発が停止していた時ならまだしも、なぜ今頃電力が足りないなんて言い出したんだと思っていたら、なんと先日の福島の地震で、福島にある火力発電所が二つ、停止しているからだという。

 なんだ、東京の電力は福島原発だけでは足らず、火力発電所にも依存していたのか。金の力で田舎に発電所を作り、その電気で都市生活を謳歌しているからこういうことになるのだ。電力会社の人は、オール電化を進める努力をする前に、もう少し頭を使いなさいと、僕は言いたい。が、絶対に潰れない電力会社というところは、政治家の出来の悪い子供たちの就職先になっているということだから、知恵のある人材が不足しているのかもしれない。

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