週に一度、休みの日にしか走らないので、2年ほど前に買ったランニングシューズを使い続けていた。それでもさすがに靴底はすり減り、力のかかるつま先部分の布が破れてきた。自分でチクチク縫って補強したものの、生地自体が弱くなっているので、つま先が破れてワニみたいな靴になるのも時間の問題だ。
今の靴を買いに行った時には、ランニングを始めたばかりというのもあって、どれくらいのグレードの物を使えばいいのかわからなかったので店員さんに相談した。ジョギング程度なのか、市民マラソンにエントリーするくらいなのかでも違うし、フルマラソンを5時間かけるか、4時間で走るか、3時間を切るかで靴のタイプも違ってくる。オリンピックのマラソン大会くらいになると、一度履いただけでダメになるくらい繊細で薄っぺらな靴なんじゃないかと思う。で、僕はマラソン5時間タイプにした。
休日になると20キロほど走る。それを月に4回程度、年に50回ほど走れば走行距離は1000キロになる。つまり僕の履いている靴は2年ほど使ったので、2000キロは走った勘定になる。実際には天候が悪かったり急用があったりで、1500キロくらいだろうか。それでも、福島と大分を車で移動する距離に匹敵するのだから、我ながら驚きだ。
今度の靴はなるべく軽く、以前のものよりクッション性を抑えたものにした。その分地面を踏む感触は強くなり、足への負担は増すが、なるべく力のロスを少なくすることで、前に進む力を得ることができる。色はジジイが交通事故に合わないようにまっ黄っ黄のやつにした。本当は別の色が欲しかったのだが、そっちは残念ながらサイズがなかった。
と偉そうなことを言いながら、走るより歩く時間の方が長かったりするのだから、我ながら呆れるばかりである。
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