おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

早くも真夏日

2019-05-23 11:16:23 | 福島

 昨日までのぐずついた天気も終わり、今日は朝から青空が広がり、気温もグングンと上昇している。天気予報によれば、今日は30度越えの真夏日になり、週末には酷暑日に近づくという。まだ5月というのに、こんな勢いで気温が上がると、7月頃には連日40度越えもあり得るのでないかと思わせる。

 今でも熱中症にかかる人が多いのに、40度越えが当たり前になると、死者が続出するんじゃないかと心配になるが、案外、すぐに慣れるんじゃないかという気もする。なんと言っても、生物は地球の気の遠くなるような歴史の中で、適応し続けてきたという実績があるからだ。

 生き物の感覚が敏感になるのは、環境の変化が起こったときだ。人の耳は、ザーッと降り出した雨の音には敏感に反応するが、そのあとの降り続く雨の音には鈍感になる。が、雨が止んだ途端、人は「あっ、雨が上がったな」と気づくのである。ということは、人間の耳は雨音を聞いていたわけではなく、音の変化に対応していたことになる。餌となる昆虫を獲る爬虫類や魚にしたって、相手が目の前で動いてくれなければ見えてこないということがある。

 南極越冬隊員の人が、真冬の日本に帰国して、半袖姿でテレビ出演しているのを見たことがあるが、冒険家の本を読んでいても、「今日の南極は零下5度までしか下がらず、汗ばむ陽気だ」などと言っているのだから、人間の適応力も大したものなのだ。僕らにしても、連日猛暑日の後に真夏日が来ると、今日は過ごしやすいなと感じてしまうのである。

 3ヶ月前、テオがやってきた時にはまだ雪が積もる日もあった。それが今週末は35度越えの酷暑日に近づくという。真っ黒い毛をしたテオは真夏の太陽にどれくらい適応できるだろう。

 朝から太陽はギラギラしています。

 里山の緑は日増しに濃くなっていきます。

 リスがうろつく栗の木も、葉っぱがいっぱいになってリスを見つけるのが困難になりました。

 田んぼの水面で太陽光線が反射し、散歩していても目がくらみそうです。

 うー、世界がとてもまぶしいのだ。

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