おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ピンクの空

2020-02-01 11:17:31 | 福島

 昨日は一日中雪が舞っていた。それでもこの季節には珍しく、いっこうに積もる気配はない。まるで九州の雪のように、降るそばから溶けて行ってしまう。

 今朝は、昨日とは打って変わって雲の少ないスッキリと晴れ上がった青空が広がった。草むらにはちらほらと昨日の雪の名残が残っている。

 山の上では新たに雪が積もったのだろう、お色直しをしたように、朝日を浴びて白さが輝きを増している。

 散歩の途中で日が昇って来る。と、朝日が反射して、雲がピンク色に染まる。少し前に、ネットでピンク色の空の下を走るキタキツネの写真が評判になったことがあるが、北国の朝と夕方は、光線の加減かピンク色に染まることが多い。

 それにしても、今日から2月というのに気分はすっかり春を迎えたかのようで、まだ2月に入ったばかりだと改めて驚かされてしまう。それくらい季節の進行と暦にズレがある。今朝の天気予報では、1月の平均気温がどこの2度から4度ほど高かったと言っていた。これが夏なら35度の猛暑日にさらに4度も上乗せされるということになるのだろうか。新型コロナウイルスもそうだが、とにかく体を鍛えて、何が来ても負けないようにしておかないといけないのだ。

 突然、道路脇の側溝から何かが飛び出して来た。目の前を横切った一瞬の姿から、もしかしてキセキレイかと見当をつけて探してみると、田んぼの真ん中にキセキレイがいた。ハクセキレイやセグロセキレイは毎日のように目にするが、キセキレイは滅多に見ることがなく、見つけるとテンションが上がる。

 テオがテンションが上がるのは、散歩の途中で会う犬たちだ。柴犬のサクちゃんといつものようにひと暴れした後、今朝はテオよりひとまわり大きな雑種のダイちゃんに挨拶し、その後で時々遭遇するミニチュアダックスの2匹と出くわした。この2匹はテオを見つけると、キャンキャンとずっと鳴き続けるため、近頃はテオの方がうんざりしているようである。あんまりうるさいと、テオは前足でミニチュアダックスの頭をコツンとやる。

 

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