おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

憂鬱な日

2020-02-10 12:32:23 | 日記

 休日だというのに、朝からまったくテンションが上がらない。というのも、午前中に歯医者の予約が入っているからで、買い物に出かける時間はないし、とりあえず歯医者が終わるまでは何もする気にはなれないのだ。

 どこかが痛むなら、一刻も早く治してもらいたいと歯医者に駆け込むところだが、今のところ取れた差し歯の治療なので、特別痛みはない。ところが、差し歯の土台の歯がダメになっているので抜かなければ新しい歯をブリッジで入れることはできないという。で、今日は仮歯を一度外し、その後ダメになっていた歯を抜いた。

 麻酔を歯茎に打ち、少し置いてもう1本打ちますと言われ、顔の半分の感覚がなくなってしまった。口を開けていたいのに、なんだか力の入れ具合がわからず、勝手に口が閉じてくる。顔面の力を総動員してなんとか口を開けているが、次第に顎がガクガクしてくる。

 何やら様々な器具が口の中に突っ込まれ、チクチクしたりガリガリしたり、「痛かったら左手を上げてください」と言われたり、次はレントゲンを撮りますと言われたり、自分が重病人になって行くような気がする。そういえば歯医者に来るまでは、どこも痛いとことはなかったんだけどな、ただ見栄えが悪いから綺麗にして欲しかっただけだったんだけどと、ぼんやりと診察台の上で考える。

 結局麻酔のせいで口の中で何が行われていたかわからないうちに治療が終わり、説明を受ける。「歯を抜きましたが、ふた針ほど糸がついているので、出血がひどい時はガーゼを交換してください。食事は1時間ほど控えてください」と言われ、口にガーゼを咥えさせられた状態で本日の治療は終了。

 ガーゼを咥えたアホみたいな状態で待合室に座って、お会計を待つ。それにしても歯茎を縫ったということは、一度歯茎を切ってから歯を抜いたのか。そんなことが行われているなんて夢にも思わなかったぞ。お会計の時には、麻酔が切れた時のための痛み止めやら炎症を防ぐための錠剤やらを渡された。これじゃあ、これからランニングに出るなんてとても無理そうではないか。せっかくの休日なのに。

コメント
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