おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ドリの看板

2020-02-18 10:48:00 | 福島

 昨日、ランニングに出た時に、阿武隈川にまったく白鳥の姿がなくなっているのに気づいた。咋秋の台風で氾濫した阿武隈川の整備のため、河川敷に重機が入って毎日工事をしている影響だろう。河川敷の樹木は切り倒され、藪はなぎ倒され、河原は泥んこになっている。これでは魚もカエルなどの生き物もどこかに行ってしまっているに違いない。帰り道、田んぼに白鳥の群れがいるのを見かけた。こんなところに避難していたのかと安心した。

 で、今朝は白鳥の姿でも見に行こうとカメラを下げて、昨日見かけた田んぼに出かけた。

 天気が悪く、厚い雲のせいであたりはまだ薄暗い。これじゃあ写真も撮れないかもな、と思っていたら、肝心の白鳥の姿を見かけることはなかった。ねぐらはまた別の場所なのか、あるいは以前通り阿武隈川で寝ているのか。

 毎年たくさんの花を咲かせていた梅園を通りかかると、所有者が高齢で世話をするのをやめてしまったのか、梅林の下から笹が大量に顔を出し、すっかり藪に覆われていた。もう、梅の実をとるのをやめたのだろうが、梅の花も見ることができなくなって残念だ。

 ちらほらと紅梅の花を見かけるようになったが、桜の花が咲いているのにも遭遇した。時期が早いといえば河津桜が有名だが、こんな小さな花ではないだろう。ヒガン桜かな。詳しいことはわからない。

 この辺は三春町と郡山市の境界になるので、少し歩けば郡山市内になる。犬のフンに関する看板はどこにでもあるが、郡山市の看板は大型犬らしい犬の後ろ姿をモチーフにしていて、ドリにそっくりだと福島に来た当時から感じていた。時間が経ち、どの看板もすっかり色落ちしているが、今朝歩いた道路には、まだ色鮮やかなドリ看板が残っていた。

 う〜ん、どう見てもドリだよな。これを描いた子供が、どこかでドリのことを見かけて描いたのかもしれないな。そのくらい雰囲気が出ているのである。

コメント
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