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随筆 僕の「死生観・人生観」  文科系

2021年11月30日 10時07分58秒 | 文芸作品
 

 僕は、「あの世」、つまり死後の僕が存在しこれが行くべき世界があるとは考えていない。僕の肉体とともに僕の心も死滅し、死後の魂は存在しないと考えるからだ。ちなみに、肉体を離れてその心が存在すれば、この世以外の心の来し方、行く末が存在することになり、それがこの世ならぬ神(の世界)なのだとなる理屈だろう。と語ると、昔からすかさずこんな反論が返ってくるもの。
「ということは、牛飲馬食だけで、罪や愛は存在しないと?」
 これに対してはこう答えることにしてある。「飲食は大事だが、例えば、罪や愛はもちろん、真善美なども存在する」と。これを言い換えればこういうことか。人生に予め決まった目的などはないが、これまで生きてきた人々は皆それぞれ何かを求めてきて、そういう人々の生活、歴史の中には、真善美、あるいは偽悪醜と言えるようなものは存在してきたと。その上で自分自身は、前者寄りに生きたいと考えてきた。

 この真善美に関わって、話は変わるが、三つの学問(対象)がある。例えば日本の旧帝大学制などではこれを自然、社会、人文と分けて、三種の科学の名を冠してきた。自然科学は自然とその応用の学問、社会科学は経済、政治など人間社会の学問、人文科学は哲学、歴史学、文学など人間文化を研究対象とする学問というように。そして、善や美は、直接扱う学問がそれぞれ倫理学、美学であるにしても、医師の倫理とか社会的正義つまり公正とか、全ての学問に不可分なものと言えるだろう。

 さて、以上を理論的前提とした僕の死生観だが、上のように生と死を観ているから現生をこう生きてきたし、今後もそうしていく積もりだ。

 活動年齢を延ばし、できるだけ長くしなやかな身体でありたいという目的を含めて生涯スポーツを意識したのは48歳の頃だった。これは今、「八十路ランナーの手記」や100キロサイクリングという形で続いている。この二つの関係は、こういうものだ。若い頃からサイクリングをしていたから、59歳にして容易にランナーになれたと。ちなみに、(長距離)サイクリングは最高の有酸素運動スポーツである。

 楽器をやろうとも若い頃から準備していたのだが、これが2003年からのクラシックギター教室通いになっている。そして定年を意識した55歳頃、文章を仕入れようと考えてある同人誌に加わり、小説、随筆などを学び始めた。これも現在継続しているわけだが、この同人誌執筆活動が2006年以来のこのブログ参加にも役に立つことになっていく。ちなみに、同人誌やブログでは、僕なりにこの日本社会に関わっているつもりだ。また、このグローバル時代には日本だけ観ていても良い政治にはならないと考えてきて、特にアメリカの国連無視悪政を批判してきた。ここ20年の日本政治は、アメリカの経済的・軍事的暴力政策への追随が酷すぎると考えている。

 なお、ギターやスポーツに込めた僕の思い(人生目的と言っても良いような思い)などは、明日から各一回ここに書いて行くつもりでいる。

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八十路ランナーの手記(390) 11月を振り返って  文科系

2021年11月30日 07時42分34秒 | スポーツ

 月間目標140キロのところ29日現在146・1キロまで来られたから、12月の150キロ目標ももう達成が見えた。ただし、今月始めたフォアフット走法は、その日の出だしなどには左右の脚のリズムが揃わぬ時も多くて、まだまだ不安定だ。だが、29日のジムではリズムが整った後半はLSDをやめて久しぶりに思い切り走り、30分で4・6キロ行った。その心拍数も145以下と出ていたから、僕としてのシーズンインの当面まだまだ速くできるだろう。9・5キロ時を超えた時も楽に走れていたから、そう判断できた。この夜の疲労感も全くなかったところから、この調子だと随分久しぶりの10キロ時越えでも150bpm前後に収まって来るかも知れないなどと夢想していた。これで30分走れれば、半年にわたる前立腺癌治療の前、2016年春以来のこととなる。この年で5年前の走力に戻るとしたらと、何か俄然やる気が出て来た。月間目標を設定したLSDの効果って、それだけ大きいのかも知れない。
「9月から月間目標を設けて10キロづつ上げてきたが、ちゃんとできていったら来年5月には200キロ!」

 

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