九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

八十路ランナーの手記(380) フォアフット走法なのか?  文科系

2021年11月03日 00時25分14秒 | スポーツ

  10月の月間目標130キロをやっと超えられたのは、生まれて初めて31日まで3日連続で走ったその成果。そもそも、この初めての三日連続走り自身がもう、月間目標設定・達成の成果なのかも知れないという、そんな相乗作業成果なら嬉しい。それから1日おいてこの2日、ちゃんと90分で12・2キロ、ジム・マシンを普通に走ってきた。この程度の3日連続なら1日休めば普通に走れると分かったのも、今後の目標達成に向けてはとても大きいことだ。というこの11月2日、極めて大事らしい「気づき」があった。前から気になっていたフォア・フット走法なるものが自然にできてきたような気がするのである。その形、僕にとっての価値などを書いてみよう。

 ちなみにまずこのこと、僕がこれを見つけたのは、こういう次第からだった。
 2年かかって身につけた「前脚を伸ばして地面をつついたその反発力を主たる推進力にして、重心を高い位置で移動させて走る」というのは、もちろんミッド・フット走法。つまり、地面をつつく時に足裏全体でポーンとつつく。ただ、左脚が弱い僕の場合は、一瞬で地面をつつく力によって決まる左右のストライドが一定せず、これにずっと苦しんできた。これを具体的に言えば、「左右の足の置場が不安定」だったということ。ずっと苦しんできたこれがほぼ安定して来た今日、試みにこんなことをやってみたのだが、力の入れ具合、弾んだ感じや安定感など、極めて調子が良い。ストライドは今まで通りで、前足の前部分から軽く、やさしく着地して(着地というよりも、足裏の前の方で、体重は乗せずに、つまり腰が落ちる寸前に、地面を触って)、その瞬間にカカト、腰をトーンと下ろして「地面つつき」をやる。すると、地面をつつく力の入れ方、一瞬の入れ時が分かりやすく、腕など上半身の「使い所」も分かりやすくなって、いわゆる「ランニングらしい弾んだ感じ」が持てた上に、初めての走法にしては疲労感も少なかったのである。現に、90分で12・2キロ走れて、明日も十分走れるという今の感じがその証拠になる。このやり方は僕にとっては何よりも、前脚の置き場所をより正確にしてくれて、一定したストライドなど、より合理的に地面をつつく力が発揮できる感じなのだ。

 と気づいてから、家に帰ってフォア・フットの色んなサイトを覗いてみたが、例によって随分いー加減なものもある。例えば、キプチョゲをフォアフットと解説した動画があったが、彼の場合は異常な前傾姿勢によるストライドが大きすぎて、形の上では明らかにミッドフット以下なのだ。つまり、カカトから「軽く」着地した直後にフラットな足裏にしたその瞬間に地面つつきをやっている。この走りはもっとも、僕が上で言う「足裏の前の方で、体重は乗せずに、つまり腰が落ちる寸前に、地面を触って」「その瞬間にカカト、腰をトーンと下ろして地面つつきをやる」というのと原理は変わらないのかも知れない。その原理というのはこういうもの。前脚着地の瞬間にいきなり地面をつつくのではなく、腰が落ちる前に足のどこかで地面を触り、その直後に足裏全体でアキレス腱を利かせた「地面つつき」をやる、と。いきなり着地よりも衝撃や力が少なくて済んで、腕の振りなど上半身をも含めて、身体各部の最小限の力を探しやすいということではないか。

 なお、僕が最も気に入ったフォアフット解説はこちらだ。
https://yolo.style/running-style/article/615858/

 走法にまた有望な研究課題ができたって、これが、スポーツの大きな楽しさの、一つ。この走法は今まで以上に全身を使い、違う筋力が要るとすぐに分かったが、長い自転車歴や近年では階段往復を重ねてきた僕だから、何とかなるとも実感したところだ。そもそも、この2年のリヤフット走法からミッドフット走法への転換で重ねた苦労もそのまま生かせるに違いない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする