物作りがすっかり駄目になった斜陽大国アメリカの起死回生・世界丸ごと制覇戦略が今一つだけ残って、存在していると思う。これに抵抗する中ロをその金融支配世界体制に組み込むことである。
さて、そのためには、金融戦略でもって中国が蓄積した黒字外貨を奪い取って、この国の物作りをも征服しなければならない。ただそのことが、今は途方もなく難しい。それを最も妨げているのが、中国の「元操作・米金融自由化防壁」だからである。これに成功しなければ、昨秋日本GPIFから15兆円を奪い取ったような芸当を、中国に対しては到底発揮出来ないのである。
こうして、アメリカが今後、死にものぐるいで画策していくのが、元の自由化なのだと思う。どんな脅しすかしの手段を駆使してでもこれに成功しなければ、斜陽大国アメリカの国連をも完全無視するに至る世界制覇に唯一残った夢手段が崩れることによって、滅び行くローマになっていくだけだ。だからこそトランプも、中国に対しては一見低姿勢で構え続けてきたのだと愚考してきた。
アメリカのこの目論見はまた、与えられている時間も数年と限られている。その間に中国が金融面でもどんどん追いついて来ているからだ。GAFAの株式時価総額がドイツのGDPを越えたと伝えられているが、中国のIT産業などもどんどんそうなってきている。
さて、そのためには、金融戦略でもって中国が蓄積した黒字外貨を奪い取って、この国の物作りをも征服しなければならない。ただそのことが、今は途方もなく難しい。それを最も妨げているのが、中国の「元操作・米金融自由化防壁」だからである。これに成功しなければ、昨秋日本GPIFから15兆円を奪い取ったような芸当を、中国に対しては到底発揮出来ないのである。
こうして、アメリカが今後、死にものぐるいで画策していくのが、元の自由化なのだと思う。どんな脅しすかしの手段を駆使してでもこれに成功しなければ、斜陽大国アメリカの国連をも完全無視するに至る世界制覇に唯一残った夢手段が崩れることによって、滅び行くローマになっていくだけだ。だからこそトランプも、中国に対しては一見低姿勢で構え続けてきたのだと愚考してきた。
アメリカのこの目論見はまた、与えられている時間も数年と限られている。その間に中国が金融面でもどんどん追いついて来ているからだ。GAFAの株式時価総額がドイツのGDPを越えたと伝えられているが、中国のIT産業などもどんどんそうなってきている。