ボリビア大統領「新憲法で戦争を放棄する」
「来日中のモラレス・ボリビア大統領が6日、東京都内の日本貿易振興機構(ジェトロ)で講演し、『新憲法で戦争を放棄する』と語った。
同国は徴兵制を敷き、約4万6千人の軍を持つと見られるが、『軍隊なしで人命を救える。武装放棄しながら、社会的な戦いを続ける』とも述べた。
憲法改正は05年の大統領選での公約。先住民出身の大統領として、すでに明言している先住民の権利拡充などに加え、新たな目玉を加えた形だ。
モラレス氏は講演で、『戦争は解決にならない』『唯一の良かった戦争である独立戦争でも、混血の人たちや先住民の人命が失われた』などと話した。
またモラレス氏は同日、安倍首相と首相官邸で会談した際も、戦争放棄をうたう日本の憲法を念頭に、『ボリビアは日本のような大国ではないが、似た点もある。人々が手に手を取って平和に生きる社会、そういう観点から、戦争放棄を憲法改正で掲げたい』と語った。」
* 記事の最後にある、会談の際のモラレス大統領の発言に対し、安倍首相は何と答えたのか知りたいものだ。
* もっと注目されてよい内容なのに、小さな囲み記事の扱いはどうしたことであろうか。他にこれに触れた新聞がないようなのも? 会場に記者を派遣していなかったということであろうか。