海側生活

「今さら」ではなく「今から」

一里塚

2011年06月05日 | 東海道五十三次を歩く

Photo

今日は朝から太陽が隠れていて歩きやすい。

45番目の宿場・庄野宿を後にして亀山宿を経て関宿へと向かう。 この歩きを始めた頃は、田植えが終わっていない田も見受けられた。ここ鈴鹿市に入ってからは、田植えもすべてが終わり、田は皆、青々として涼しげだ。

様々な歴史遺産を見つけては寄り道をし、説明板を読み、写真を撮って、そしてまた歩き始める。 土地の人の話す言葉も微妙に変わってきた。
一里塚を見つけた。 思わずホッとする。今日の目的地までの距離や時間がだいたい解る。一里塚には大きな榎などが植えられていたらしい。昔の旅人も木陰で休息を取った事だろう。
昨日も石薬師宿を出て暫く歩いた所で一里塚があった。その説明板には『くたびれたやつが見つける 一里塚』(江戸時代の川柳)と書かれていた。

まるで誰かが、どこかからか自分を見ているような気がした。
一人で苦笑いしながらも一歩一歩と京都・三条大橋にと近づいて行く.