海側生活

「今さら」ではなく「今から」

仕事は止めろ!の啓示か

2008年11月24日 | その時を覚悟した

仕事は止めろ!の啓示か

口、唇を普通に動かす訓練や話をするリハビリの最中でも仕事の事がずっと気に掛かっていた。
しかし一方では、このままの生活ペースで良いのか、走り続けてきたビジネス人生もこのままで良いのか、
或いは何かを変える必要があるのではと考たり全ての面で迷っていた。

ノンビリ生きなさい!と、何かの啓示なのかとも考えた。

仮に誰かに相談しようとも方針を導き出すのは自分だと、当然の結論を得た。

ビジネス面での情報の発信を従来の半分以下にした。
当然寄せられてくる情報も半分以下になるのに時間は掛からなかった。

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「始めて!」の経験は幾つになっても

2008年11月14日 | その時を覚悟した

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紹介を受けた病院で改めて生体検査をする。

「やはり悪性です」

その後の入院、手術、リハビリ等で約二ヶ月間を病院で過ごした。

多少の言語障害が残った。特に五十音の「ざ行」と「だ行」の発音が上手くできない。
唾液の量が少なくなった、そのため話し難い、食べ難い、その他いろいろ---。
最も困ったのは、今でもそうだが香辛料や刺激物(塩、山葵、生姜等の他酸っぱいもの)に敏感に反応し、頭や額に汗をかき始めるのが食事中に解る。

退院2ヵ月後、春の暖かい日に、日課にしていた散歩の途中、「寿司」の看板に出合い思わず店に飛び込み、長い間食べていないなと考えながら「にぎり」を注文した。
目の前に運ばれてくる間、久しぶりの「寿司」に胸もワクワクしていた。
一個目のトロを食べ終わるころ身体の変調に気が付いた。
噴出さんばかりの汗が額から流れ落ちてくる。

人間は何歳になっても初めて!と言う経験はするものだなとしみじみと思う。


それは突然だった

2008年11月05日 | その時を覚悟した

下側の歯の一部のブリッジ(入れ歯)の調子がいま一つシックリいっていなかったから、キチンとした新しいものを作ろうと思い、事務所の二つ隣のビルの歯科医院に行った。

日を置いて二度行っても、なんだか歯茎の内側のむず痒い感触がなかなか取れず、

私は「藪医者!」って冗談を言い、医師は「念のためこの赤味がかった湿疹みたいなモノを調べましょう」。

医師の出身大学の病院を紹介され生体検査。

一週間後「悪性です、口腔底癌です」

すぐに精密検査をやりましょうと、医師は言う。仮に悪性腫瘍だったとしても当病院は専門チームがありますから---

私には掛かりつけの病院があったから、この経緯の報告と今後の相談をした。

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それは突然だった。