7月31日

2011-07-31 | Weblog
7月も最後の日になりました。
まさしく盛夏ですが、3月11日から始まった地震は、今だ余震に見舞われ、未だかつてない豪雨にも襲われています。

月1度のお墓参りに行ってきましたが、身内のことしか報告しませんでした。両親の生前は、日本がこのような状況になるとは思っていなかったでしょう。祖父母の時代は、戦争に直面していたのでしょうか?今の社会は、どのように見えているのでしょうか?

家の中が泥に埋まる被害に遭われた方々は、これから片付けが大仕事でしょうし、生活再建が大変です。特に、高齢になっている人達にしてみれば・・・・・

平均寿命が世界1位の日本ですが、長生きは本当に幸せなんでしょうか?

7月30日

2011-07-30 | Weblog
今年は、思いの外梅雨が早く明けて、梅雨末期の大雨も洪水もなく良かったと思いきや、ここにきて豪雨になってしまいました。ひどい状況です。

ニュースで新潟県魚沼の地名がよく出てきています。コシヒカリで有名な米所ではないですか。映像を見ると、一面緑の田んぼが泥水に浸っています。今年の米は全滅でしょうか?

これでもか!と言わんばかりの自然災害に見舞われる日本です。福島原発の汚染水も大丈夫だろうか、大雨による増加が気になります。

ただ、東北地方の放射性物質で汚染された木々や大地は、水と共に押し流されてすっかり浄化されるのではないでしょうか?
押しやられた泥土が新たなホットスポットを作るかも知れませんが・・・。
そして、流れ着いた水の先は海ですが、魚介類への影響はどうなるのでしょうか?

人間の暮らしは、自然に脅かされまたその自然に救われることを、思い知らされる気がします。失ったものを取り返すように、人間はまた一生懸命働きます。この繰り返しで日本人の暮らしが成り立っているようです。

強くて思いやりのある日本人の気質も、この自然が作ってくれているようです。

7月29日

2011-07-29 | Weblog
朝から蝉の声が響きます。
不安定な気象状況だとニュースは伝えますが、大雨が降っているのは東北地方のようです。
新潟では1時間に100ミリの雨とか。これは、もう恐怖に近い降りようになるでしょう。1度70ミリの雨を経験しましたから。この時も恐怖感が走りました。

梅雨の末期の大雨が定番でしたが、近年は全く予想がつかなくなりました。高温といい、突然の大雨といい、何がどうなっているのか、分かりやすく解説して欲しいものです。

SF小説の中のような現象が、現実になってきています。想定外という言葉は、もはや、想定しなければならないことになるのでしょう。故に、「想定外」なる言葉が死語になるでしょう。

7月28日

2011-07-28 | Weblog
この町では、よく知らないおば様に話しかけられます。
今日も、電車を待っているベンチで、「暑いですねー」と。電車の中でも、そのまま降りるまで話が続いていました。

「歳をとると、厳しい暑さは耐え難い」と。「もう昔のような気温にはならないでしょうねー」とか、何気ない話題なのですが、地方都市は、まだ人情も残っているということでしょうか?

都会では、暑くても通りすがりの人に話しかけられることはなかったですねー。電車に乗っても、話しかけられることも、こちらから用もない会話をしていくということもなかったですね。そんな雰囲気ではないのです。

「暑いですねー」と会話しただけで、ちょっと心が爽やかになった気がしました。

7月27日

2011-07-27 | Weblog
この炎天下ですが、新聞代の集金に来られた方は、バイクに乗った72歳の男性でした。一時話をして帰られましたが、昨日も70軒あまりを回ったとか・・・
知り合いの74歳になる女性は、1日に3回ほど自転車で出かけます。

一方では、室内で熱中症になる高齢者のことが報じられます。個人差は年齢に関わらずあるものですが、70歳代の元気な方を見るにつけ、どうしてこのような差が生まれるのか不思議になります。

100歳まで生きる人もいれば、若くして亡くなる人も。病気になる人もそうでない人もいます。何かに気をつけたから良かったということでもなく、これはもう生まれ持った定めとでもいうのでしょうか?

ならば、命あることに感謝して、日々満足のいく時を過ごしたいものです。

7月26日

2011-07-26 | Weblog
なでしこジャパンから学んだことは、「諦めない」ということですが、もうほとんど諦めの心境になってきています。

輸入食品の「食の安全」について躍起になっていたのが嘘のようです。今や国産のものは大丈夫なのか?と・・・何事も、「安心・安全の日本」だったのに・・・

そう言いながらも、スーパーの店頭に並ぶ食品は買わざるをいません。検査をし安全なものが流通していると信じて。少々不都合なものでも、直ちに健康に影響はないということを信じて。
信じてなくても、「仕方がないかー」とあきらめの心境になって。

起こったことは嘆いても仕方がないので、大事なのはこれからでしょう。問題に対して今後の対応を迅速に、かつ、誤らないようにすることでしょう。消費者としては、情報収集と冷静な判断を心がけましょう。

7月25日

2011-07-25 | Weblog
週初めの朝は、騒々しい蝉の声でした。これで、「夏になったなー」と思いました。
昼頃には、近所の小さな川の水面に、トンボの飛び交う姿も目に入りました。

昨日あるとことで聞いた話の中に、「東京では、夕焼けを知らない子どもが40%いる」というのです。夕焼けを見たことがないのか?意識したことがないのか?それでも、40%とは多すぎないでしょうか?

地平線や海や山に沈む太陽ばかりが、美しい夕焼けの風景を作るのではないでしょう。都会のビルを染める夕焼けもあるではないですか?

親子で夕焼けを見てうっとりする時間はないのでしょうか?そんな機会がないのでしょうか?夕焼けを愛でる心がないのでしょうか?

蝉の声に、白い入道雲、そしてトンボ達。自然の営みや移ろいを感じる心を失うと、人間は自然と共存していることも意識しなくなるのではないでしょうか?

子どもの時こそ、自然を存分に感じて育って欲しいものです。それが幸せな人間社会を作る源になるはずだからです。

7月24日

2011-07-24 | Weblog
なでしこ沢さんの人気が凄いようですねー。
「ほまれ」と読む名前が、またぴったりです。親御さんの願い通りに育ったのか?彼女が自分の名前を目指して育ったのか?などと思ったりします。

インタビューやニュース映像で見る彼女には、淡々とした曇りのない表情と姿勢に好感が持てます。32歳でのあの落ち着きと、微塵のカッコつけるような仕草もない姿はいいですねー。

闘志むき出しという感じもなく、穏やかな雰囲気を感じさせてくれます。それは、積み上げてきた鍛錬が心技を磨きそうさせているのでしょうか?

マスコミが騒ぎすぎて、潰さないことを祈るものです。

7月23日

2011-07-23 | Weblog
どんどん問題が拡大していきます。福島産牛肉のみならず、宮城県や秋田県やと・・・稲わらを食べないと牛が死んでしまう、というのも初めて知りました。

目に見えないものは、こうやって起こってみなければ重大さを認識できないのでしょうか?想定を越える自然災害に端を発した問題に、日本社会は右往左往しています。
流通の発達も豊かな社会の証でしょうが、ひとたび問題が発生すると、止めようがなくあっと言う間に、日本全国に波及していくんですねー。

様々な事が後手後手になっている感がします。
国の政に携わる人達は、様々な深い知識と私欲のない人格が求められます。

要は、問題を予測し迅速に対処するシステムの構築が求められると思われます。高度に発達した社会というのは、技術や科学の発達に付随して、それらをコントロールするソフト面がいかに充実しているかということでしょう。

7月22日

2011-07-22 | Weblog
汚染牛問題は、とうとうブランド牛にまで影響が及んでいるようです。
日々新たに関係する牛肉が出てきますから、ぼんやりしてはいられません。しっかりと情報収集をしなくてはと思います。

でも、同じ稲わらを食べた牛だのに、セシウムの検査値が低くでるのは何故でしょうか?検査方法などに問題があるのだろうか?などと疑心暗鬼になります。
これでは、いくら「食べても直ちに健康には影響はない」と言われても、なかなか牛肉を食べたいという気になれないです。特に、小さい子どものいる家庭では尚更でしょう。

農水省は勿論、研究者もそうでない人も、日本中で誰もこの牛の飼料について考えが及ばなかったのでしょうか?
それだけ、日本人は被爆国でありながら、多くの国民は放射能に関して楽観的だったのでしょうか?それとも、国の政策に絶対の信頼を寄せていたということでしょうか?

自分は?というと、国を信頼し安全だと思いこんでいました。故に深く考えてこなかったのです。